織田裕二が3年ぶりに主演を務める連続ドラマ・日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)が、10月16日スタートし、平均視聴率13.1%と伸び悩んだ。
放送前から同ドラマは「法門寺家の89代目当主という設定は、歴史的にはありえない数字」「通常IQは160程度が上限。ギネスブックで認定されている世界最高のIQが228ですから、246という数字がいかに無意味なのかは明らか」など、“ありえない設定”が話題になっていた。
しかし、放送が始まると、設定よりも視聴者をドン引きさせたのが、織田演じる法門寺沙羅駆の話し方だった。
「この声、織田のアイデアかな? はっきり言って最悪なんだけど」「このしゃべり方、スベってるよ」「織田裕二好きだから、普通の話し方で見たかった」など、多くの視聴者は受け入れ難いようだ。
「織田は、英国ドラマ『名探偵ポワロ』の吹き替えを演じた熊倉一雄氏の話し方を意識したようですが、正直、違和感しかありません。しかも、熊倉氏の方は、ポワロの高い教養が感じられますが、織田のしゃべり方に知性は感じられない。橋爪功が演じた天才刑事・野呂盆六のように、普段は日本全国の方言を交えたへんてこな言葉をしゃべるが、謎解きになると標準語になる、というパターンかと思いきや、初めから最後まで変な声の話し方だった。事件の謎解きも、IQ246がなくても解けるような凡庸なものでした。ちょっと期待外れでしたね」(テレビ誌ライター)
次回も2ケタをキープできるか、微妙な雲行きだ。