「極道の妻たち」シリーズやドラマ「東京ラブストーリー」など数多くの代表作を持つ俳優・西岡徳馬が7月30日、俳優で演出家の丈(旧芸名・小野寺丈)がMCを務めるYouTubeチャンネル「丈熱BAR」に出演。人格者の共通点を、エピソードを交えて回想した。
1人は、俳優の高倉健。とあるドラマで共演を果たした西岡がNHKの本読みに赴き、高倉に初対面。
「立ってさ、『初めまして、西岡です』って挨拶して、そしたら健さんがさ『高倉です』って(頭を下げて)、で俺がパってやったら(頭を上げたら)、健さんまだ頭下げてるんだよ。『おっ!』と思って」と、あわてて頭を下げ直したそうで、「健さんが頭上げなきゃ、こっちは上げられないじゃないの」と笑いを誘った。
次の1人は、元プロ野球選手の王貞治氏。「ゴルフの練習場で王さんと会ってさ、(王氏が先に)帰る時にさ、『西岡さん』って声かけられて、『じゃあ、お先に失礼します』って王さんが頭下げるんだよ。頭のいい人ってね、下にちゃんと丁寧だよね」「ああいう人って、上に行けば行くほどスゴイね」と讃えた西岡だった。
「『smart FLASH』が3月30日に発表した『テレビ関係者500人に聞いた性格がいい男性タレント』で第1位に輝いたのはカズレーザーで、『金髪や赤い衣装の見掛けと違って、とても細やかな性格』との声が。また第2位の江頭2:50にも『実はシャイでいい人』と評判なのだとか。第3位の元プロテニスプレーヤー・松岡修造は『下っ端のスタッフにも、よろしくお願いしますと、きちんと挨拶してくれる』、第4位・ウッチャンナンチャンの内村光良には『大物になった今でも、ぞんざいな態度を見せたことはない』との声がありました」(ネットライター)
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということか。
(所ひで/YouTubeライター)