初対面の印象って大事ですよね。ここで悪い印象がついてしまうと、それをひっくり返すのはかなり大変です。では、初対面の相手との会話で、「この子、話しやすいな」と思ってもらうためにはどうすればよいのでしょうか。簡単なコツを紹介していきましょう。
■主語を「私」ではなく「あなた」にする
ポイントは主語を「私」から「あなた」に変えること。ただそれだけです。
初対面では、会話が盛り上がるとよい印象を持ってもらいやすくなります。ですが、多くの人が会話を長く続けるために自分の話をしがちです。そうではなく、「○○さんって、体が引き締まっていますよね。何か運動されているんですか?」など、相手のことを話題にしてみてください。人は自分に関係のある話題の方が関心を持ちやすいので、話にのってきてくれるはずですよ。
■質問攻めはやめる
「あなた」を主語にして話すとはいいましたが、これを実践しようとすると、相手を質問攻めにしてしまうことがあります。ですが、質問ばかりし続けると、尋問されているような気分にさせてしまうので要注意です。
コツは、話題の中心は相手に置きつつ自分の考えも混ぜながら話すこと。先ほどの例でいうと、「週に2回くらいですけど、ジムに行ってますよ」などと返ってきたら「そうなんですね。私も運動しなきゃしなきゃと思うんですけど、なかなかできなくて。モチベーションを保てないんですよね。忙しくて体のことまで気を付けられない人が多いのに、○○さんはすごいですね」などです。さり気なく褒め言葉を混ぜられるとよいですね。
初めて対面するときって、相手に関心があることを伝えるのにピッタリの場所。自分勝手やナルシストという意味ではなく自然な心理という意味では、人って自分のことには興味がありますよね。ですから、初めての会話ではぜひ相手中心の話をしてみてくださいね!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。