この夏、「うっかり日焼けしてしまった……」という人はいませんか。放っておくと肌が赤くなったりヒリヒリしたりしますし、肌がダメージを受けてシミやそばかすの原因になることも。そこで、“うっかり日焼け”してしまったときの正しい事後対処法をみていきましょう。
■冷やす・保湿・美白が基本!
基本的に日焼けはやけどと同じことなので、まずは冷やすことが大事といわれています。これは炎症を抑えるためです。冷やしていると火照りや痛みが落ち着いてくるはずですから、その後で保湿します。化粧水や乳液など、普段スキンケアで行っている方法でいいでしょう。
保湿の後は、できるだけ美白ケアを行うことが推奨されています。シミの原因といわれるメラニンを抑制するための成分を含む美容液などを利用して、ケアを継続していきましょう。
■日焼けをしたら元に戻すことは不可能!?
皮膚科医の吉木伸子さんの著書「内側から変わる!毎日のスキンケア10の法則」(廣済堂出版刊)によれば、肌は焼かないのが鉄則であり、紫外線で変化した肌を戻すというのは、天日干しにした干物を生の魚に戻すのと同じくらい不可能なことだそうです。美白をすれば元に戻るようなイメージがありますが、実際はまったく異なるのですね。
日頃から、日焼け止めを塗り、帽子や日傘などを駆使して、日焼けは避けるようにしたいですね。