個性と自由でハミ出していく方針であっても、その場に応じた対応は可能なようだ。
若い世代を中心にバズりまくっている4人組ダンスボーカルグループの「新しい学校のリーダーズ」が、8月12日放送の音楽番組「ライブ・エール2023~新しい夏~」(NHK)に出演。人気曲の「オトナブルー」を披露した。その曲中にて「NHK仕様」になっている箇所があったという。
司会の内村光良は娘から「ぶっ飛んだ動画がある」と、新しい学校のリーダーズの映像を見せてもらったと説明。予想以上にぶっ飛んでいたことから「こりゃNHKに出るのは無理だと思っていたら、まさかガンガン出てるな」と、その驚きぶりを明かしていた。
番組では「オトナブルー」を生披露し、後半では内村や桑子真帆アナも一緒になって、同曲を特徴づける“首振りダンス”を披露する場面も。この動画はYouTubeのNHK MUSICチャンネルでも公開されている。
会場も司会者も魅了していた「オトナブルー」だが、視聴者の中からは新しい学校のリーダーズのパフォーマンスを観て<あれ、いつもと違う?>との声もあがっていたという。それはYouTubeには含まれていない、曲の前半部にあったというのだ。
「同曲ではボーカルのSUZUKAが1番のAメロでまず『艶やかな この唇』と歌唱。Aメロの繰り返しでは『二度見する この躰』と、そのボディラインをアピールします。ふだんのパフォーマンスでは自分の胸元を手でなぞるような振り付けで艶っぽく体つきをアピールするのですが、『ライブ・エール』では身体から少し離れたところで手を動かしており、胸元を直接触るような艶仕草は封印していたのです」(芸能ライター)
今回は19:30からという、幅広い年齢層が観る時間帯に放送。トップバッターがSnow Manだったこともあり、小中学生女子の視聴者も多かったことだろう。
そんな状況を勘案してなのか、あえて艶っぽさを封印してきた新しい学校のリーダーズ。どうやらハミ出すばかりではなく、ちゃんとNHKに忖度できる懐の広さも兼ね備えているようだ。