夏は、年間を通してもっとも“恋愛に向く”季節といわれています。“ひと夏の恋”なんて言葉もありますね。それはたぶん、女性が薄着になったり長い休暇を取りやすかったり気分が開放的になったりするからかもしれません。
確かに、夏は帰省して同窓会などで昔のカレと再会して恋心が再燃したり、過去の男友だちがなんだかイケメンに変身していてドキッとしたり、恋愛に向くイベントも多いです。加えて、今年はコロナ明けということで、コロナ前の頃より俄然外出モードで開放的気分の人たちが増えていた気がします。
さて、そんなこんなのひと夏の恋。夏が終わっても付き合い続けるには、どうすればいいのでしょうか?
■あまり自分をさらけ出さないこと
夏の間に急速に燃え上がった恋は、急速に冷めていく可能性が高いです。それは、ひと目惚れでも再会した相手でも同じ。解放感からの恋は、とくに男性は「その間だけ」と思いがちなのです。そうならないためには、あまり自分をさらけださないこと。ミステリアスな部分を保ってくださいね。
■なるべく早く信頼関係を築くこと
トキメキだらけの恋愛初期から本物の恋愛関係へと昇華していくには、カレに信頼してもらう必要があります。「この女性になら本音を話せる」「ただキレイなだけじゃなくて誠実で家庭的」など、何か男心にピンとくるアクションを意識してみましょう。「実は英語を習っているの」とか「ワインならソムリエ並みに詳しいのよ」「貯蓄しているの」など、あなたの特性をアピールしてください。
■ふたりの“ひと夏”を彩った音楽を常に聴く
恋は音楽とともに、音楽は恋とともに……意外とそうですよね? 昔の恋人との記憶も、まさに音楽とともにあったりします。そして、仲がよかった頃に一緒に聴いていた音楽を後になって聴くと、なんともいえない甘酸っぱい恋の気持ちを思い出します。今年の夏、カレにもそうなってもらいましょう。秋以降も、カレと盛り上がっていたときの曲をときどき聴いてみてください。これで、ふたりの恋は色褪せずに、永遠の愛へと昇華しやすくなりますよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。