結局、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二がラジオ番組「地方創生プログラム ONE-J」(TBSラジオ)に完全復帰することはなかった。9月3日、パーソナリティーを務める女優・本仮屋ユイカが斉藤の番組降板を報告したのだ。
斉藤はさる8月17日に福岡の飲食店従業員との不倫を報じられ、同20日放送の「ONE-J」を欠席。当面の間は出演を見合わせることになっていた。その際、本仮屋は「斉藤さんは戻ってくると聞いていますので、それまで待ってましょう」と、降板の可能性は否定していたが、トドメとなったのは2度目の不倫報道だった。
9月1日に「FRIDAYデジタル」が報じたところによれば、斉藤は20年9月に食事会で出会ったグラドル(当時)のBさんと連絡先を交換し、執拗にアプローチ。呼び出した東京・恵比寿のマンションでは強引にハグとキスをし、Bさんはその場から逃げ出したという。
すると、3日の「地方創生」冒頭、本仮屋は「パートナーのジャングルポケット斉藤慎二さんは、先日2回目の週刊誌報道を受けて、この番組を降板となりました」と発表。この日の放送は斉藤の代わりにフリーアナの片桐千晶、気象予報士・坐間妙子が駆け付けていた。
「片桐はこの日『“ONE-J”はいろいろなことが起きますね』と話していましたが、『ONE-J』を巡っては、斉藤の前にパーソナリティーだった映画評論家・有村昆も、不貞未遂報道が原因で降板。男性陣が連続で不祥事を起こす格好になっています。番組のテーマはその名の通り“地方創生”で、『日本全国に“明日を前向きに生きていくための元気になるヒント、気づき”をお届けします』というのがコンセプト。地方遠征中にコソコソと女性と会い、違う理由で元気になっていた斉藤は、番組パーソナリティーにそぐわないとジャッジされたのでしょう。ネットにも『アリコンさんに続いて斉藤さんも降板ですか』『1度ならまだしも、2度目だからコンプライアンス的にももう目をつぶる必要はないと判断したのだろう』などの声が上がっていました」(テレビ誌ライター)
しかも、2度目の報道ではAさんは、「食事ぐらいのつもり」で斉藤と会ったとも証言しており、セクハラ的な要素も。“芸能人と言えども家庭内の問題”という見方もある「不倫」では済まない問題をはらんでいるともいえそうだ。斉藤の、家庭や世間に恐縮してもしきれない日々の終わりが見えない…。
(木村慎吾)