回を重ねるごとに視聴率を伸ばしている新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)。そんななか、新垣演じる主人公・森山みくりと契約結婚している津崎平匡(星野源)との仲に割って入り“シェア婚”を提案する大谷亮平演じる風見涼太に注目が集まっている。
実は大谷、36歳にして日本のドラマに出演するのは今作で4作目。レギュラー出演するのは「逃げ恥」が初めてである。しかしお隣の国・韓国では、すでにドラマや映画で大活躍の人気俳優なのだというから驚きだ。
だが、大谷は韓国生まれの日本人というわけではない。日本でモデル活動をしていた2003年に、韓国の「ダンキンドーナツ」のCMに抜擢。セリフが一言もない役だったが、そのCMが流れるや、ネット上で「あのイケメンは誰?」と話題になってたちまち人気に火が着いた。
これがきっかけとなり、現代自動車、KTF、オリンパス、SKテレコムなど大手企業のCMに出演。06年には韓国MBCドラマ「ソウルメイト」で俳優デビュー。以後、着々と韓国での活動を広げていったのだ。
そして今年、ドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系)第5話で日本でも俳優デビュー。今や逆輸入俳優として「第2のディーン・フジオカ」とも言われているが、現在でも韓国のテレビには出演し続けている。
「大谷は3月8日に放送された韓国のスポーツ番組で『バレーボール特待生として大学に入った』と明かしたり、5月10日放送のバラエティ番組では、韓国女優キム・ソヒョンと共演。ソヒョンにねだられ、即興のラップを披露して笑いを誘いました。もしかしたら韓国人のほうが大谷については詳しいのでは。そのくらい韓国では知られた人気者なんです」(韓国在住のジャーナリスト)
「逃げ恥」でのブレイクで、今後は日本での活躍も期待できそうだ。