不倫が報じられたお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二は、“家族の時間を作っているいいパパ”。不祥事の内容はさて置き、少なくとも同じ芸人のエハラマサヒロはそのように擁護している。
タレント・瀬戸サオリを妻に持ち、3歳の息子を育てるイクメンとしても知られた斉藤だったが、8月に「FRIDAY」で福岡の飲食店従業員の女性と一夜を共にしたと報じられた。また、9月1日には元グラドルとの不倫疑惑も浮上しており、“イクメン”キャラとのギャップも相まって、世間からの批判が集中。窮地に立たされている。
そうした中、斉藤と同じ吉本興業に所属し、親交があるエハラは9月6日のX(旧ツイッター)で「誰かに何か疑惑でたら途端に袋叩きにして、余罪は相当あるだのイクメンは嘘だの憶測悪口のオンパレード。記事だけ見て憶測で物言う人が識者なのか?怖いね」と投稿。続けて「確かにした事は良くないけど、家族見たらあんだけ忙しいのに時間作ってて俺はいいパパだなと思ったよ斉藤」と多忙な中でも育児に励む様子に感心した。
また、「1つの事で、その他の頑張り全てが嘘と言われるのは俺は納得がいかない。そして何も知らず悪い情報だけ見て悪口言うネット民みたいな人間が識者? 普段の斉藤に関する知識はあなた達よりあるよ」とも述べ、斉藤へのバッシングに嫌気がさしているようだ。
「斉藤が大ひんしゅくを買った背景にあるのは、日頃のイクメンアピールだけではありません。過去にいじめを受けていたことを告白し、現在被害を受けている子どもたちや、その親に向けて勇気ある発信をしていたことも大きいでしょう。ある学校の講演では、学生らに『もし人を傷付けている人がいるなら、絶対にやめてほしい』とも伝えており、“人の痛み”に寄り添ったスピーチをしていました。ところが、その斉藤が最も大切にしなければならない家族を傷付ける行為をしていたとして、『いじめの話は何だったの?』と興醒めする人が続出しているわけです。イクメンキャラも含めて、イメージの大きな“裏切り”があったことから、エハラの擁護についても『最愛の女性を1番傷付ける行為しといて“いいパパ”とか何言ってんの?』『エハラさんは家事育児をしっかりやってたら不倫してても“いいママ”だなって思えるってことか』『時間作るのは当たり前。家族のことですよ。奥様の時間は?奥様も時間を作ってるんです』などの反論が寄せられています」(テレビ誌ライター)
ともあれ、これから改めて真に“いいパパ”かどうかが試されることになる―。
(木村慎吾)