艶系ビデオ界の巨匠・村西とおる監督が9月8日、都内でトークライブを行った。登壇者は村西監督のほか、文筆家で評論家の本橋信宏氏、元週刊文春記者でジャーナリストの中村竜太郎氏、艶系女優で歌手の天使もえ。
9月7日、ジャニーズ事務所が初めて性加害問題への対応について会見を開き“ジャニー喜多川による性加害はあった”と認め、謝罪。藤島ジュリー景子社長は辞任し、新社長には同事務所の東山紀之が就任したことが伝えられた。実は、ジャニー氏からの性被害を最初に書籍の形で世に訴えた、元フォーリーブスの北公次氏(12年2月22日没・享年63歳)が1988年に出版した「光GENJIへ」を仕掛けたのが村西監督だったのだ。だが当時、北氏の告発を取りあげるメディアは、ほとんどなかった。
「村西監督は『公ちゃん(北公次)は、辛くて2度も自殺しようと思ったそうです。(ジャニー氏は)目に見えないところで(誰かの)人生を壊している。(被害者のために)財産全部投げ出せ』と憤りを見せ、さらにジュリー前社長については、『公ちゃんの墓に参って謝ってほしい』とコメントしていました」(芸能ライター)
被害者の無念が晴れる結末を待つばかりだ。