堺雅人が主演を務める日曜劇場「VIVANT」(TBS系)が9月17日に最終回を迎え、世帯平均視聴率19.6%と高視聴率を記録。早くも「VIVANTロス」が広がっている。
今作は大手商社の社員でありながら、特殊部隊「別班」のメンバーでもある乃木憂助(堺)と日本の公安警察が、謎のテロ組織「テント」と戦う姿を描くアドベンチャー大作。最終回ではすべてを終えた乃木が恋人の柚木薫(二階堂ふみ)と抱き合いハッピーエンド。しかし、別班の連絡手段である赤い“別班饅頭”が置かれているシーンで幕を閉じた。
しかし、問題は横書きのエンドロールが画面下に流れ始める次のシーンだった。
「そのシーンは大勢の人が歩く人混みの中を前進する乃木を正面から映し、後方には警視庁公安部の野崎守(阿部寛)の姿も見える。。ところが、その人混みの中に世界の“ケン・ワタナベ”によく似た男が一瞬だけ映っていたことから、ネット民は大興奮。『渡辺謙さんがいた! なんで?』『本物? 似てる人?』といった驚きの声が上がりました」(芸能ライター)
この騒動をさらに加速させたのが、番組終了後に更新した飯田和孝プロデューサーのX(旧ツイッター)への投稿だ。視聴者への感謝の気持ちを記すとともに「録画の人しか見られないのですが、別班饅頭より後ろに、過去素材だけではなく、新撮映像入ってます」とコメント。「録画している人はぜひ、見直してみて下さいね!」と呼びかけ、やはり渡辺謙なのだと大きな話題になったのだ。
「動画配信サービス『TVer』リアルタイム配信における最大分間視聴数では歴代ドラマトップを獲得。歴史的なヒットを記録した今作は、早くも続編と映画化が決定したと伝えられています。その内容については、主演の堺を始め、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李といったメンバーは変わることなく出演して、新たな敵が現れ、今度は韓国での大規模ロケも予定されているとの報道も。さらに武田鉄矢、佐藤浩市らともに、やはり渡辺謙の名前も候補に挙がっているようです。ただ、エンドロールの男性については、渡辺本人にある顔のホクロがない、AIで画像を比較したら類似度が5割そこそこで『別人である』と結論づけていることなどを根拠によく似たエキストラが偶然いただけ、との声も多いです。それでも、番組スタッフが『新撮』と言っているから本人だ、とか、さらにはあえて激似の人を出して本人が次作で出演することを示唆している…なんて“考察”も飛び出していましたね」(女性誌記者)
放送終了後も話題が尽きない「VIVANT」。続編に早くも期待が高まるばかりだ。
(窪田史朗)