猛暑だった2023年の夏も終わりますね。秋になると、街も人も夏とは雰囲気がガラッと変わりますよね。一気に露出が減り、シックでファッショナブルになります。では、秋ならではの恋の盛り上げ方があるのをご存じですか? まとめてみたので、ぜひ参考にしてくださいね。
■意識的に暖色系カラーを取り入れたファッションを
夏と比較すると、俄然、寒色系ファッションの人が増えますよね。とくに多いのが、グレーや黒系です。何かと便利なので、みんな同じようなファッションを選びがちですが、それだとあなたの魅力は街の中に埋没してしまいます。
なので、ここは工夫のしどころ。他の人とは違う暖色系をぜひ取り入れてみてください。原色系コートなどで華やかに彩るのもいいですね。でも、カラフル系初心者の方は、小さなアイテムから始めるのが無難です。オススメはスカーフ。巻き方ひとつで“見える面積”を調節することが可能ですし、使い勝手抜群だからです。
他には、バッグや靴などをカラフルにしてもいいですよね。ただし、カラフルなポイントは1つか2つまで。バッグも靴もアクセサリーも全部赤となると、これまた難しい。ファッション上級者仕様です。少しずつ取り入れてみてください。
色彩心理学的にも、暖色系は人の心を活動的にします。恋愛のテンションを上げるのにオススメなのです。
■イメチェンして夏とは違う“私”をアピールする
男性は、生物学的に“新鮮な対象を追いかけたくなる”という生き物。なので、女性はときどきイメチェンすると効果的です。季節が変わり、纏う服の枚数が増える秋こそイメチェンのしどきです。
夏と似たようなカットソーでも、素材感のあるものをチョイス。コートが黒系でも、脱いだら華やかなオレンジというのもいいですね。夏はアップにしていた髪を下ろし、コテでゆるりとカールするのもグッド。汗をかきにくい季節ならではの下ろしたヘアスタイルで、夏とは違うあなたをアピールしてみてくださいね。
■あなたからカレにスキンシップを試みてみる
秋が深まり気温が下がると、人はどこか寂しい気持ちになりがちです。寂しいときには誰かと一緒にいたいという親和欲求が芽生え、一緒にいる人とは離れたくないという分離不安が湧いてきます。
こんなときこそ、女性から男性へのスキンシップのチャンスです。大げさなことじゃなくていいんです。カウンターバーのデートでちょっと距離を縮めて座るとか、彼と手相の話をしながら「ちょっと見せてくれる?」と彼の手をじっと見つめてみるとか、ソフトにカレにアピールをしてみてください。身体の距離は心の距離。身体の距離が近くなると、心の距離もうんと縮まりますよ。
■カレと一緒に温かいものを食べる
一緒にご飯を食べると、恋のテンションはどんどん上がります。親しみが湧いて、自分のことをたくさん話したくなりますし、相手の話も聞きたくなるのです。
秋ならではの食べ物といえば、やっぱり温かいもの。アウトドアなら焼き芋や豚汁。お祭りで焼きそばやたこ焼きもいいですね。インドアなら鍋のお店に行くなど、温かくて2人で食べられるものがいいですよ。“同じものを食べる”ことで、2人でゲームをしたときのような達成感や共通認識が生まれ、親密になれるのです。
■年末の想像を膨らませてみる
好きな人とずっと楽しく過ごしたいなら、これから冬に向けてのクリスマスやお正月、バレンタインデーと続く恋愛イベントをうまく利用したいですよね。そのためには、まずは“今”、カレがあなたといたらとても楽しいなと思ってくれることが大前提です。今を楽しく過ごしながら、「この女性といたら冬も楽しそうだな」とカレに想像してもらうようにもっていきましょう。
例えば、部屋で一緒に過ごしながら、「クリスマスもこうしていたいなぁ」とか、「年末年始はどうしよっか?」と可愛く甘えてみるのもいいでしょう。真剣交際をしているカップルなら、年末年始はお互いのご両親に挨拶をして結婚へゴー!なんて可能性もありますよね? チャンスの道は待っていてもやってこない。あなたが動いてみることで始まりますよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。