深夜ドラマ「黒い十人の女」(日本テレビ系)で女優としての存在感を発揮している水野美紀が、またしてもすごいものを見せてくれた。10月28日深夜放送のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(テレビ東京系)でゲスト出演した水野は、激しい鷲鼻としゃくれた付けアゴをした魔女を演じたのだが、放送中からインターネット検索で「ヨシヒコ」と検索ワードを入れると予測変換で「魔女」と出るほど、誰だかわからない姿で登場したのだ。
「今や水野は“深夜ドラマの女王”。『黒い十人の女』では、その演技力の高さを大いに買われています。バカリズムが脚本を手掛けていることもあり、ドラマ自体も注目されていますが、特に水野に対する評価が高い。さらに『勇者ヨシヒコ』シリーズは11年放送の第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、翌12年放送第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』、そして第3弾が現在放映中の作品で人気も評価も高い。このシリーズ作品は毎回ゲストとしてビッグネームの俳優やお笑い芸人などが起用されるのも人気の一因で、『ヨシヒコ』シリーズに出演することは今や俳優たちにとって一緒のステータスになっています。そんな状況の中で水野は話題を集めました。女王と呼ばれて当然でしょう」(テレビ番組制作会社社員)
05年に大手事務所から独立し、一時は“干され女優”とまで言われた水野。よくぞここまで返り咲いたと言うべきだろう。