子どもとの向き合い方にお悩みのママは多いと思います。そこで、何度挑戦しても素直に言えない気持ちや、冷静に喧嘩にならずに気持ちをスムーズに伝える方法を探ってみませんか?
顔を合わせて伝え合うとうまくいかない場合は、ツールの力を借りるとよいでしょう。お互いに思いやりを持って伝え合える方法に出合えると、子どもとのコミュニケーションがより豊かになりますよ。
■手紙を書く
普段は照れくさくてなかなか言えないことは、手紙にするとストレートに表現しやすいもの。「褒めようと思って声をかけたのに、途中から話が逸れて気付いたら叱ってしまっていた」ということを防ぎやすく、“うれしいプレゼント”として子どもの心にも残りやすくなります。文字として残り、何度読み返してもうれしいものとなるように、プラスの声掛けを手紙にしたためましょう。
■LINEやメールを送る
直接話すとヒートアップしてしまいそうなことは、事前にしっかり言葉を選んで伝えることができるLINEやメールが最適です。返事を急がず、落ち着いて考えて送ると「勢いに任せて言い過ぎてしまった……」ということを防ぎやすくなります。手紙と同様、文字として残るものなので、言葉選びは慎重に行いたいですね。
■目安箱を設置する
なかなか言うチャンスがないちょっとしたお願いごとや意見は、“目安箱”のようなアンケートボックスを設置してメモ感覚で書き合うのがオススメ。親宛てと子ども宛てとどちらもOKにして、お互いに書き合って問題を改善していってください。開封する日を設けて全員で中身を確認し、お互いにどのように実現するかを約束し合うとよいでしょう。
どんな方法で伝えるのが得意なのかは人それぞれ。「どうせ言っても伝わらない……」と諦めずにあれこれ試してみると、しっくりくる方法にたどり着くかもしれませんよ。
いつもとはちょっと違うコミュニケーション方法を楽しみながら、よりよい方法を模索してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)