9月24日配信のビジネス系メディア「財界オンライン」が、ドラマ「北の国から」(フジテレビ系)で知られる脚本家・倉本聰氏のコラムを掲載した。その内容が、ネットで大きな注目を集めている。
「倉本氏は今回のコラムで、世間を騒がすジャニーズ問題について『ようやく断罪される時が来たらしい』と切り出し、過去にあったというジャニーズ事務所からの圧力を明かしました。彼によると過去、自身が手がけるドラマにある女優を起用しようとしたところ、テレビ局から“待った”がかかったそう。どうやらその女優は、ジャニーズタレントと“トラブッた”ことがあったらしく、『その女優を使うなら今後おたくの局から全ジャニーズ関連のタレントを引き揚げる』と、テレビ局が事務所から脅されたのだとか。その横暴さに、当時の倉本氏はあ然としたとのこと」(芸能記者)
そんな倉本氏といえば、2000年代のドラマ「優しい時間」や「拝啓、父上様」(ともにフジテレビ系)では嵐・二宮和也を、19年放送のドラマ「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系)でも風間俊介やKis-My-Ft2・宮田俊哉など、ジャニタレを積極的に起用し続けてきた。
今回、倉本氏のコラムがネットで拡散されると、“出演を取り消された女優は誰か”と予想する声が飛び交ったという。
「ネット上では、過去にジャニタレと熱愛報道のあった黒木メイサ、吉田羊、瀧本美織、有村架純など様々な女優の名前があがることに。その中でも黒木といえば、倉本氏脚本のドラマ『拝啓、父上様』で起用され、彼のお気に入り女優だったとも言われています。しかしその後、黒木はジャニーズの現役アイドルだった赤西仁と電撃結婚することに。一部報道によると当時、2人の結婚にジャニー喜多川氏の姉・メリー喜多川氏が大激怒したそうで、黒木が所属していた芸能事務所にもジャニーズがペナルティを科す可能性があると噂されていました。それだけに倉本氏の件も、黒木か、彼女の事務所に所属する女優だったのではないかと疑う声があがっています」(前出・芸能記者)
ジャニタレとの共演を取り消された女優に関しては不明だが、今回の暴露によって業界の圧力がなくなっていくことを願うばかりだ。