10月12日からスタートする木曜ドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)に、元乃木坂46・齋藤飛鳥が出演することが発表された。同ドラマは、男女の友情をテーマにした物語だという。
「本作は昨年大ヒットしたドラマ『silent』(フジ系)のプロデューサーと脚本家が再タッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにしたオリジナル作品です。そして、主演を多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が務め、齋藤は主人公の1人である潮ゆくえ(多部)の妹を演じます」(テレビ誌記者)
また、ドラマの放送に先駆け、9月25日には多部、松下、神尾、今田の主演4人がバラエティ特番「FNSドラマ対抗お宝映像アワード2023秋」(フジ系)に出演。番組ではドラマの宣伝も行われたのだが、その内容に脚本家から疑問の声があがったという。
「番宣などでフジは、『いちばんすきな花』を“大人のラブストーリー”として紹介しています。しかし25日、『いちばんすきな花』の脚本を担当する生方美久氏が自身のインスタグラムストーリーズを更新し、『すき花はラブストーリーじゃないです! なんで!だ!?!?番宣!!!!!!笑 「大人のラブストーリー」で笑っちゃったよ!!! ラブストーリーがよかった人、ごめんなさい…』と、フジの宣伝内容を完全否定したのです。これにはドラマファンから、『局側と意思疎通できてないみたいだけど大丈夫なのかな?』『途中で恋愛モノに変更させられないといいけど…』『制作者の気持ちを尊重してほしい』と不安の声があがることに。昨年、生方氏が脚本を務めた恋愛ドラマ『silent』(フジ系)が大ヒットしたことで、フジは恋愛モノとして宣伝して前作の視聴者を引き込もうとしたのかもしれません。しかし、宣伝内容と違う場合、恋愛を期待した視聴者から反感を買う可能性もあるため、脚本家は否定したのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
今回のフジと脚本家の不協和音が、今後の制作に影響しなければいいが…。