熱狂的な読売ジャイアンツファンで知られるフリーアナ・徳光和夫が生放送のラジオ番組「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)に出演。不調から抜け出せないチームの現状について言及しているうちに波紋を呼ぶ発言をしてしまったという。
前日の9月29日、DeNAが阪神に勝利し、3位以上を確定させたことから、巨人はクライマックス・シリーズ進出の可能性が消滅。番組では、巨人が4試合を残して2年連続の4位が確定し、同一監督では球団史上初となる2年連続Bクラスに終わってしまったことが話題となった。
すると、愛する巨人のスランプにショックを隠せない徳光は「2年連続の4位は、確かに巨人というチームとファンを離しかねない。野球ファンが、巨人が弱いと離れかねないという…そういったことがあるかもしれません」と言って、“ファン離れ”を懸念した。ところがこのコメントが猛反発を呼んでしまったのだ。
「日本の野球界を牽引する存在であり続けた読売巨人軍ですから、“いつの時代も強くあるべき”が、ファンである徳光の願いなのでしょう。しかし、“巨人が弱いと野球全体のファンも離れてしまうかも”という心配については、『巨人中心』の考え方だとして、主に他の球団のファンのリスナーからブーイングが出てしまったんです」(テレビ誌ライター)
リスナーいわく「徳さんさぁ、横浜や広島、神宮、パ・リーグの球場みてみなよ。昔とは比べ物にならないくらい客入ってるよ。巨人頼みの時代は終わったの」「他のチームのファンからすると、かなり不快な言葉ですね」「ここまでズレているとは思わなかった。巨人が弱いことによって巨人ファンは離れるかもしれないが、野球ファンが減ることはない」「徳光さん、心配しなくても大丈夫。もうプロ野球はとっくの昔に巨人中心には回ってないんだから」といった具合だ。
「まるで巨人だけが野球界を一手に背負っているかのような表現は、巨人ファンの傲慢だと捉えられてしまったようです」(前出・テレビ誌ライター)
愛する巨人が連敗を喫すると、夜寝しようとしても「暗い部屋の天井に次々と映し出されて眠れなくなっちゃう」という徳光。巨人への思いが熱すぎて、他球団ファンのリスナーがいることを一瞬忘れてしまったのかも…。
(木村慎吾)