鈴木亮平主演の日曜劇場「下剋上球児」(TBS系)の第2話が10月22日に放送され、世帯平均視聴率は10.7%と2桁台を保っている。
この日のラストは、視聴者に衝撃が走った。何らかの秘密を抱えていると思われていた主人公・南雲脩司(鈴木)の悩みが明かされたのだ。
三重県立越山高校の社会科地理・歴史担当として赴任した南雲先生だったが、実は、教員免許状は取得したものの、大学卒業の単位が少なかったために、卒業は叶わなかったというのだ。教員になるには、教員免許状を取得することと、教職課程のある大学・短期大学等に入学し、法令で定められた科目及び単位を修得して卒業することが必要だ。
この展開に視聴者からは「監督どうこう以前で、なかなかのクソ展開」「え、ドン引き」「秘密って病気かなと思ったら無免許教師かよ」「無免許問題が出てきて、なんだか急に興味がなくなってしまった」など、戸惑いの声があがった。
「視聴者のほとんどが、弱小高校の野球部員が、元高校球児の監督のもと、成長していくと思っていました。ですが、2話では南雲の妻の元夫との複雑な関係が出てきたり、教員資格問題が出てきたりしたため『ストレートな野球ドラマ作ってほしかった』『題材的にも好きなジャンルなので楽しみにしていたのに』など、残念に思っている人が少なからずいました。“令和のスポ根”ものを期待していた人にとっては、裏切られたような気持ちになったようです」(テレビ誌ライター)
教員免許を偽造して教師になったとすれば、それは立派な犯罪。そこから今後、どう展開していくのか注視したい。