元King&Princeの岸優太が、大方のファンの予想通り滝沢秀明氏率いる「TOBE」に合流。先にジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.=スマイルアップ)を退所していた平野紫耀、神宮寺勇太と新グループ「Number_i」を結成すると10月15日に報告した。今後、3人は「Number_i」として様々に活動をしていく。
「これまでは、平野と神宮寺はTOBEに所属したものの、活動は主に公式インスタグラムで写真を配信するくらい。それも全ては岸の合流を待っていたから動けなかっただけだとみられます。実際、滝沢氏は3人のために楽曲制作も着々と進めているという話で、『Number_i』がドームクラスの会場で行うコンサートの情報を近々発表するという噂も出ています」(スポーツ紙記者)
独立早々大活躍しそうな「Number_i」だが、コトによると、旧ジャニーズ事務所在籍時の数倍の収入を得ることができるのではないかという話もある。芸能関係者が言う。
「3人とも独立に合わせるように個人事務所を設立しているんです。売れっ子芸能人が節税のために個人事務所を持つことはありますが、まだどんな活動をするのかわからない3人がそれぞれ会社を作るのは珍しい。一説には、3人はTOBEとエージェント契約を結ぶために個人事務所を設立し、出来高に応じ決められた割合の収益を受けられる形だとも。もし、そうなれば仕事をしただけ確実に稼げるわけで大幅収入アップが見込めるというわけです」
しかも、その契約にはファンクラブ会費の分配も各メンバーに行われるという噂が出ている。
「ジャニーズ事務所は、チケット購入などのためにファンクラブを設置して、全てのグループを合わせると会員は非公表ですが、1300万人近く、会費の総額は500億円というファンの推計もあるほどです。ただ、その年会費がタレントにどれだけ分配されているのかというとそこはブラックボックスです。一方、TOBEも『Number_i』を含め各タレントがファンクラブを開設していますが、その会費について滝沢氏は。タレントに相当程度分配するという話もあります。モチベーション向上になれば、事務所にとってもタレントにとっても悪いことはないでしょうね」(民放関係者)
ちなみに、平野と神宮寺がTOBEでファンクラブを開設した際には、待ち時間が12時間以上になるなど大盛況。今回、岸が合流したことでグループとしてファンクラブを開設したが、すでに有料会員は50万人を超えているのではないかとも囁かれている。
「今後、『Number_i』がコンサートを開けば、チケットが欲しいファンがさらにファンクラブに応募する。となれば、3人はかなりのギャラを獲得できる可能性が高い。滝沢氏はタレント第一の事務所運営を心がけていると言われていますし、成功例が出れば他のジャニーズタレントも移籍したいと考える。それに、ファンも自分たちの会費がタレントに分配されるなら本望です。滝沢氏は、ファンクラブビジネスを最大限に活用し、タレントも働きやすい事務所づくりを仕掛けるつもりだと噂になっています」(前出・スポーツ紙記者)
スマイルアップは、今後1年間、広告や番組出演に関して出演料は全てタレントに支払うと発表した。ただ、その文中では、ファンクラブに関しては触れていない。もしも、TOBEのタレントが会費の分配を受けられるようになれば、今まで以上に移籍するタレントが増えるかもしれない。
(渡邊伸明)