二宮和也、大沢たかお、中谷美紀の3人が主演を務めるドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)の第3話が10月23日に放送され、世帯平均視聴率は5.3%だった。今作は、初回7.8%でスタートしたが、2話は2.3ポイントダウンの5.5%。3話は1話から2.5ポイントダウンとダダ下がり状態だ。
物語は、クリスマスイブの出来事を1クールかけて描くオリジナル作品。拳銃殺人の容疑をかけられた記憶喪失の逃亡犯(二宮)、老舗洋食店のシェフ(大沢)、銃殺事件現場に直行する報道キャスター(中谷)の3人の1日が同時進行で描かれ、しだいに運命が交錯していくというもの。
視聴者の感想としては「大沢たかおと中谷美紀が『JIN‐仁‐』(TBS系)以来の共演ということで期待していた自分がバカだった」「退屈な駄作」「3話まで見ましたが全く面白くないです。誰にも感情移入できずグダグダ。話も進まない」「今のところ、見どころが全くわかりません」など辛辣だ。
「主演の3人以外も、江口洋介、佐藤浩市、中川大志、松本若菜、中村アン、小手伸也、加藤諒、梶原善ら実力派俳優が目白押しなのですが、いかんせん話が面白くない。たった1日の出来事を1クールやることに無理があったのかもしれません。尺を埋めるためのシーンと思えるような場面も散見されます。やはり、多くの人が以前から指摘しているように、スペシャル枠で2時間か3時間の作品にしたほうがスピード感もあり、わかりやすかったかもしれません」(テレビ誌ライター)
これから伏線回収となるのだろうが、それまで視聴者がついてくるのか、疑問符の付くところだ。