道端カレンや東原亜希など「骨盤」にアプローチしてダイエットを成功させた有名人が昨今増えてきた。
実際に骨盤を閉める運動を1日数十秒行うだけで、2~3週間でなんと5kgも痩せられたという人もいるのだとか。
骨盤体操のやり方はいろいろあるが、例えばあお向けに寝て、投げ出した両足のつま先が「ハの字」になるようにしたまま20cmほど真上に上げ、ストンと落とす。これを朝起きたときの布団の上で行うと、骨盤が閉まるというのだ。
では、なぜ骨盤が閉まると痩せるのか。諸説あるが、内臓が正しい位置に収まり、猫背ぎみの上半身が開くことがその大きな理由のよう。また、骨盤は自然に開閉を繰り返しているが、この開閉がスムーズで開閉力の高い人は、代謝や排せつがスムーズに行われ、女性ホルモンのバランスも整いやすいため「健康美人」の傾向があるという。
「骨盤を閉めれば痩せる」のではなく、骨盤を閉めるのを意図的に行うことにより「骨盤の開閉をスムーズにさせる」ことができるというのが、骨盤体操がもたらしてくれる本当の効果といえそうだ。