旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)の性加害問題が大きなきっかけとなってメンバーの二宮和也が10月24日、独立を発表して話題となっている嵐。現在、グループとしては活動休止中だが、そんな嵐のメンバーで、久しぶりにファンに現在の姿を見せたのが大野智だ。10月18日配信のWEB版「女性自身」が愛犬を散歩する大野を激写したもので、あごひげを伸ばし黒く焼けた肌でファンがすれ違っても大野だと気づかないような風貌が衝撃を与えている。
「大野は、今後についての話し合いをメンバーや関係者とするため、都内に一時的に戻っています。その情報を聞きつけた取材班が、自宅付近に張り込んでいたようです。マスコミ関係者の間でも、よく大野だとカメラマンは気づいたなと話題になっているほど、ワイルドな変貌ぶりです」(週刊誌記者)
大野は芸能活動を休止して以降、主に宮古島で生活し、用事がある時だけ都内に来る生活を送っているという。その宮古島では、リゾートホテルのビジネスを展開。2016年に大野が親交のあるテレビ番組の制作会社役員・A氏と設立した会社を使い、宮古島に4つの建物を建設していると言われている。
「資金の一部は会社役員も出していますが、大半は大野が捻出しているようです。来年3月にはホテルがオープンすると言われ、スイートルームは数十万円の値段もつくという高級なもの。大野のファンが滞在することを念頭に置き、A氏が全面的にプロデュースしているそうです」(スポーツ紙記者)
このリゾートホテルの開発に絡み、実は大野は一時的に嵐としての復活を計画しているとも囁かれている。これまで、一貫して芸能活動を行わなかった大野だが、なぜホテルの開発と復帰が関係あるのか?
「ファン思いの大野ですから、復帰するのは『ファンのため』が大前提。一方で、4つも建物を作るリゾート開発の資金を必要としている状況もあるでしょう。さらに、アート活動も継続していますし、とにかくお金がかかる。そんな中で、嵐は今年11月にデビュー25年目というタイミングで、さらに来年には念願のホテルも開業する予定です。復帰にちょうどいいと考えているという話ですよ」(民放関係者)
嵐は、二宮が独立することを発表したばかりで、大きな話題を集めている。ただ、独立とはいえグループを脱退するわけではなく、活動を再開したら一緒にやっていくと明かしている。二宮がこの点を強調していることも、嵐の活動再開の可能性を示唆しているように思えるが、大野にも動きがあるという。
「嵐の復帰は、主にファンクラブ会員向けのものになりそうです。まずは250万人以上いると言われるファンクラブの有料会員向けに、コンテンツ配信などを行う予定のようです。今後、エージェント契約に移行する中で、これまではタレントに分配されていなかったと言われるファンクラブの会費も分けられるという話がある。そうなれば、ファンクラブ向けの仕事だけでもかなりの収益になります。大野としたら、無理して芸能活動するより、アニバーサリーイヤーはファンのためにと考えている可能性もあります」(スポーツ紙記者)
これまで、長く沈黙を続けていた大野。ファンのためにも、また自分の夢を叶えるためにも、嵐として復活する日はそう遠くなさそうだ。
(渡邊伸明)