女優の松本まりかが昼のバラエティ番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)に出演し、初めて失恋した時のエピソードを披露したことが思いもよらぬ反響を呼んでいる。
あざとカワイイ役どころも多いせいか、世間では、松本に抱く勝手なイメージの一つとして「人の彼氏を奪ったことがあるっぽい」と指摘されたのは、同番組のさる11月10日放送回でのこと。しかし、当然のように松本は“略奪愛経験アリ”疑惑を否定して、「どちらかというともっと小心者かもしれないですね」としたうえで、その説明をした。
「松本によれば、自分からアプローチはせず、好きな人がいて誰か別の子もその相手を好きだと言ったら、『即座にススっと』身を引くんだとか。『好きだけど我慢する』とも語っていて、実はオクテでなかなか恋愛が成就しないと強調していましたね」(テレビ誌ライター)
その流れで、松本は続けて自身の中学生時代の失恋エピソードも明かした。何でも親友の女子と同じ男子を好きになり、2人でその男子に「どっちが好きなの?」と問いただしたという。ただし、松本は当時、「その人は私のことが好きだと思ってた」と脈ありだと感じて、親友との勝負に出るような意味合いもあったとか。ところが、その男子が選んだのはまさかの親友のほうだったとのこと。松本は「あまりにショックで…初めての大失恋をして…」と振り返った。
そして、その男子に自身のどこがダメだったのかを訊ねると「目が怖い」と追い打ちをかけられたというから、なかなかな失恋エピソード。しかし、松本に同情の声が上がるかと思いきや、視聴者の声は逆だったというのだ。
「松本は自分が選ばれる自信があった。つまり、親友がフラれると予想しながら同時告白をしたわけです。視聴者はその当時の松本の心の内を想像してネット上には、『そういうことができるのが怖い』『親友がフラれると思ってるのに性格が悪い』という声があがり、そもそも番組で口にしていた、好きな相手が被ったら身を引くという性格分析と矛盾するという意見が多数聞かれましたね。確かにそのツッコミは納得できます」(エンタメ誌ライター)
松本は以前出演したバラエティ番組で、中学時代は歩くだけで人が振り返っていたという“無敵ぶり”を明かしていた。が、そんな松本と同時告白しようと思った親友の根性もなかなか。そして、フラれるわけがないと思い込んでいた松本への「目が怖い」宣告は、その奥底に潜む「本性」を見抜く見事な指摘だったか!?
(小机かをる)