今回は、2023年度「NHK紅白歌合戦」のメイン司会を担当することになった有吉弘行さんについて占ってみたいと思います。いくつものレギュラー番組を抱え、昨年の紅白歌合戦では順列とのコラボ出演も果たした有吉さん。今年は今年で、興味を引く演出を見せてくれそうな気がします。
今回も、使用するのはホロスコープ。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく有吉さんについて占っていきましょう。
有吉さんの太陽は、双子座。つまり、双子座生まれということです。双子座は12星座一トークが上手で、もはや達人のレベル。人を飽きさせないネタの投入、相手の反応を瞬時に読み取り、臨機応変に話題を変える…まさにトークの魔術師といえるでしょう。また、有吉さんの月は天秤座。月は感情や好み、趣向などを表す星で、天秤座は空気を読む才能がずば抜けています。そんな有吉さんですから、どんな場にいても話を盛り上げることができるし、相手に「この人と、もっと話していたい」と思わせるのでしょう。
また、有吉さんの最大の強みは、記憶力です。なぜなら、知性を表す水星が、蟹座にあるからです。蟹座は記憶力に優れた星座として知られ、何でも吸収できる星座。もし有吉さんが物まねタレントになったとしたら、成功する確率は高いはずです。そのくらい、記憶力に恵まれているでしょう。現在の事項だけでなく、過去の記憶も漏らさず覚えているかもしれません。記憶のメガバンク、それが有吉さんなのです。話術が巧みで記憶力も抜群、司会者としてふさわしくないわけがありません。ドンピシャの人選だと言えるでしょう。
もう一つ、有吉さんの隠された一面を表すのが蟹座の火星。火星はエネルギーや活動の原動力、強い目的などを表す星です。その火星が蟹座に入っている場合、身内を非常に大切にするようになります。逆に言えば、身内への攻撃だけは許せないタイプなのです。身内というのは、親族だけに限りません。地元の友達や幼なじみ、いつも一緒にいる親友なども該当します。こういった近しい存在は、有吉さんにとって家族同然でしょう。そして、その大切な存在を脅かす者には容赦しないのです。
ですから、いったん有吉さんと親しくなった人は、いつでも全力で守ってもらえるでしょう。そんなふうにして守られている人達は、きっと有吉さんのことを「いつでも安心して心を預けられ、寄りかからせてくれる人」と心底慕っているはずです。紅白歌合戦という番組中でも、有吉さんのこうしたおふくろ的な温かさ、優しさを感じられる場面があるかもしれませんね。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。