元乃木坂46・秋元真夏が11月19日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)に生出演。宝塚歌劇団で「日常的」だったというヘアアイロンのヤケドについて言及した。番組では、9月に転落死した25歳の女性劇団員が悩まされていたとされる上級生からのパワハラについてなどを特集。遺族側の訴えによれば、女性は額に無理やり高温のヘアアイロンを押し付けられたり、パワハラの被害に遭っていたという。しかし、14日に実施した会見では、同歌劇団側は「ヘアアイロンのヤケドはよくあること」で、客観的証拠がなく「事実であるかを判断することは困難」と主張したのだ。
これに関し、秋元は、同じステージに立つ仕事をしている立場からの見解として「ヘアアイロンの件は、常に起こるようなことでは全くなくて。ほとんどないこと」だと指摘。当事者の女性が亡くなってしまい、「事実が確認できないことはどうにかして隠そうってしてるのが見えてしまう」と歌劇団の“隠蔽”を疑っている。また、普段からヘアアイロンを使用しているという元AKB48・高橋みなみも、15日に放送された同局の「ひるおび!」で、「(皮膚に直接)当たるっていうのは頻繁に起きない。起きて年に1回とかなんですよね。しかも、かなり高温ですし、相手に巻かれたら、ちょっと怖い。なので、それを“よくあること”だと認識していて、あまり大きいことと捉えていないということもどうかなと思う。全てを小さく見ているなって」と、やはり日常的に起こることではないと語っていた。
「ヘアアイロンは高温なものでは200度まで上昇し、およそ130~150度の範囲が大半です。また、女性劇団員の母親は、火傷した当日の額を『3センチも皮膚がめくれ上がっている状態』と証言しており、仮にこれが本当に“よくあること”なら、安全管理にも相当な問題があると言えます。しかも、表に出る仕事をする演者の女性が、顔の近くで使用する100度以上のアイロンを他の人に委ねるという点も世間からは疑問視されており、『どう転んでもやっぱり普通じゃない』『それが日常的なら、宝塚のステージには常に誰かしらが、場合によっては複数人の俳優さんが顔に火傷を負った状態で上がっていないと話がおかしい』などの声が並びました」(テレビ誌ライター)
第三者による真相解明が早急に求められる。
(木村慎吾)