現在放送中の、鈴木亮平主演ドラマ「下剋上球児」(TBS系)の第6話が11月19日に放送され、越山高校野球部にとって2回目の夏の予選1回戦が行われ、見事勝利。鈴木演じる南雲脩司の監督復帰が注目されている。
高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が考える問題や様々な愛を描く同ドラマ。第6話では野球部員やOB、地元の商店主の尽力や、校長も名を連ねる嘆願書もあって、南雲は無事不起訴処分となった。しかも、昨年ベスト8の五十鈴高校を相手に逆転勝利。「1回でも勝ったら監督に戻って来てほしい」と嘆願していた部員たちから「約束覚えとるよな」「先生待ってるで」と声が掛かり、いよいよ物語は“下剋上”へと加速しつつある。
そんな中、「下剋上球児」の主題歌で、Superflyが歌う「Ashes」のMVが11月20日の21時に公開され、話題を呼んでいる。
「Superflyが書き下ろした主題歌『Ashes』は、誰でも心に抱く“やけくそ魂”を歌った、まさに下剋上の応援歌。Superfly自身もおよそ4年ぶりとなる全国アリーナツアーが喉の不調によって中止となり、どん底を見た時の葛藤や、そこから湧き出すパワーをこの曲に込めて歌っています」(芸能ライター)
今回のドラマは、ヒットメーカーの新井順子プロデューサーと演出の塚原あゆ子氏がタッグを組む話題作。2人がタッグを組んだいずれもTBS系ドラマの「アンナチュラル」では「LEMON」、「MIU404」では「感電」という米津玄師による主題歌が、そして、数々の賞を取った「最愛」では、宇多田ヒカルによる主題歌「君に夢中」がドラマとともに話題となった。
「これまでのところ、『下剋上球児』の主題歌『Ashes』は、あまり評判になっていません。これまでは、南雲が無免許で教師をしていた衝撃の事実が発覚して警察に自首。妻・美香(井川遥)からも厳しく叱責され、頭を下げる哀れな姿が映し出されるなど情けない南雲のシーンばかりが目立ちました。しかし、いよいよ奇跡の甲子園出場に向けて下剋上が始まります。主題歌が話題になるのも、これからではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
最終回へ向かって、“下剋上の応援歌”が鳴り響くことを大いに期待したい。
(窪田史朗)