11月10日は、俳優・遠藤憲一ファンにとって至福の時だったに違いない。
ゲスト出演した、夜9時放送の米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)、主要キャストとして出演中の夜10時放送、天海祐希主演ドラマ「Chef~三ツ星の給食~」(フジテレビ系)と、立て続けに観ることができたからだ。
そして、この“はしご出演”に何よりも喜んでいるのが「Chef」だろう。
「この日の視聴率、『ドクターX』は20.4%と安定の数字でしたが、『Chef』は8%と番組最高視聴率の数字に戻すことができました。これは、まぎれもなく“エンケン(遠藤憲一)効果”と言っていいでしょう」(テレビ誌ライター)
確かに、「ドクターX」を視聴しながら実況し合うネット上のトピックスでも、遠藤演じる海老名先生が登場すると、「海老名先生キターーー」「登場待ってたよー!」など、待ち望んでいたファンから歓喜のコメントが。続いて「エンケン2時間見られるな」「さあ、今日は『Chef』観るぞ~」などといった書き込みが目立った。
そして「Chef」が始まると「エンケンさん2時間目始まりましたー!」「エンケンファンにとって嬉しい木曜日」など、こちらも遠藤に対する歓喜の声が飛んだ。
これまで、バイプレーヤーとしての地位を確立していた遠藤だが、意外や(失礼)「数字を持っている俳優」ということが証明されたようだ。