旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)のアーティストが一人も出ないことが明らかになった「第74回NHK紅白歌合戦」。その空いた枠もあって初出場組がにぎやかだが、中でも注目は、今年、大ブレイクした感のあるあのちゃん(歌手「ano」として出場)だ。みずからを「ぼく」と呼ぶ謎のキャラがウリの彼女だが、その素顔の一端が意外な形で明るみに出たという…。(11月2日配信)
10月31日、テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」にタレント・あのが出演。「金髪ギャル」へのイメチェンに挑戦した。
同チャンネル内の人気シリーズ「あのちゃんねる」で行われた今回の企画。あのちゃんと蛙亭のイワクラが「ギャル芸人」のエルフ・荒川にギャルメイクをしてもらうというもの。
カラーコンタクト、まつ毛エクステ、グリッターシャドウといった「ギャル盛りアイテム」であのちゃんのギャル化が進む。
メイク中に自身の姿を鏡で見た彼女は、あまりに長いまつ毛に「虫乗っかってるみたい」と驚きの声。
強調した涙袋をキラキラにアレンジした後、別室でギャル衣装に着替えたあのちゃん。金髪のウィッグも着用して、ついにギャル化が完成した。
その後、駐車場に停めていた車に乗車した3人。ドライブ気分でギャルトークを繰り広げたのだった。
コメント欄には、あのちゃんとイワクラの劇的なイメチェンと荒川のメイク術を称える声であふれ、多くの高評価がつけられているが、この動画を見た現役のスタイリストは「非常に完成形の高いギャルメイクに仕上がっているものの、あのちゃん自身のイメージを考えると『やらないほうがよかったのでは』と感じました」と率直な感想を語るのだ。
芸能活動を「年齢非公開」で行っているあのちゃん。
「普段の彼女はパッチリした大きな目と色白の肌が際立つメイクで、まさしく『年齢不詳のキャラ』なのですが、今回のギャルメイクによって『年相応の顔』があらわになってしまいました。実際の年齢はわかりませんが、パッと見たところアラサーの感じ。そもそもギャルメイクは顔のラインを強調するため『実年齢がバレやすい』メイクなんです。今回の企画で、おなじみの不思議キャラが崩壊しなければいいのですが……」(前出・スタイリスト)
リスクを冒して視聴者を喜ばせたあのちゃんであった。
(塚原真弓)