10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「エンジェル・ハート」で主演を務める俳優・上川隆也。原作は人気漫画「シティ・ハンター」の続編とも言える作品で、上川はプロのスナイパーである主人公・冴羽リョウを演じる。
「人気漫画のドラマ化は批判されるものですが、現時点では概ね好意的な声が多いですね。上川さんは物心ついた時から漫画やアニメが大好きで、所蔵するアニメDVDは数百本。人気アニメの主人公でもあった冴羽リョウを演じるのは『畏れ多い』とコメントしていて、それが好感を持たれたようです。演技力は折り紙付きですしね。上川さんは、学生時代には自主アニメを制作し、アニメーターに強く憧れていたそうです。ですが、後にプロになる仲間たちと自分の才能の違いを感じた結果、俳優の道へ進もうと思ったそうです」(芸能関係者)
出演が決まる前から原作を読んでおり、「冴羽リョウは理想の男性」と発言している上川。役作りにも気合いが入っているようだ。テレビ局スタッフが語る。
「『演技は自分の色を出すが、ビジュアルは似せるべき』と、2日に1回の頻度でトレーニングして体を作り、メイクや衣装さんとも意見を出し合っていますね。また、冴羽リョウは女性好きで、『もっこり』するシーンがお馴染み。それでいて、一転シリアスな面もあります。コメディもシリアスも見事に演じ分けられるのは今までの出演作で証明済みですが、今回はさらに役に近付けるため、普段から下ネタを言うようにしていると言っていました。2009年に結婚した19歳年下の奥さんの前で言っては怒られているそうですよ」
原作者の北条司に「上川さんの冴羽リョウを作って下さい」と言われたという上川。10月の放送が今から楽しみだ。
(中村葵)