11月25日に放送の「ものまね王座決定戦2023」(フジテレビ系)で工藤静香の「抱いてくれたらいいのに」をものまねしたミラクルひかるに称賛の声があがっているようだ。
今年の王者はDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」を歌ったななみななだったのだが、ネット上には「歌は上手だったけれど似ていなかった」と指摘する声が相次いでいる。一方でミラクルに対しては「似ていて笑えるものまねをありがとう!」「こういうデフォルメしたものまねする人、全然いなくなっちゃったよね。でもこういうのが見たい人はきっと多いと思う」「ものまね王座決定戦なのにものまねにこだわるより、上手く歌うことにこだわる人が増えたと思う。ミラクルみたいに笑っちゃうくらいデフォルメしたものまねをもっと見たいよ」「ミラクルは登場したとたんに笑えるよね。ものまねのプロとして正しいと思う」など、ミラクルの素晴らしさを指摘するのと同時に、近年の「ものまね王座決定戦」が「カラオケ上手決定戦」のように変化してきたことを嘆く声も交じっている。
「かつて清水アキラが顔の一部にセロテープを貼り、その人の顔の表情をデフォルメしたものまねを披露していましたが、現在はそういったデフォルメしたものまねをする人はゼロ。これもコンプライアンス重視というテレビ局側の方針が招いた結果でしょう。安全であることとつまらないことは似て非なるものですから、テレビ局にはもっと頭を使ってほしいですね」(女性誌記者)
ミラクルのデフォルメものまねを上回る「似ていて笑える」ものまねをしてくれるニューフェイスは、今後現れるだろうか。