シンガーソングライター・長渕剛の妻でフラワーアクティビストの志穂美悦子が12月4日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)に生出演して語った、結婚後に芸能界を引退した理由についてのトークが反響を呼んでいる。
志穂美といえば、抜群の身体能力を生かした稀代のアクション女優として知られ、師匠の故・千葉真一さんも認めるほどの大器だった。1986年には、現在の夫である長渕の恋人役で共演したドラマ「親子ゲーム」(TBS系)で交際に発展。翌87年の結婚会見で「クセのある男なので、専業主婦したい」と話し、以降は芸能活動から事実上の引退。この日の「ぽかぽか」は、同局で同じ時間にかつて放送されていた「笑っていいとも!」以来、37年ぶりのバラエティ番組出演となった。
そんな志穂美だが、長渕との結婚時「私は引退するつもりはなかった」と告白。芸能活動を「あわよくばやりたいと思っていた」というが、「家の中に2つの星はいらないと言われて。“かの方”から」と、長渕からの要請で専業主婦になったと明かした。
当時、志穂美は「じゃあ、私のこれまでのキャリアは?」と返したというが、長渕からは「まぁ、おいおいな」とはぐらかされ、直後の妊娠で「子どもができて、身体から出てきた命を抱いて、“あぁ、もう自分の仕事はいいや”と思いました」と振り返っている。
「いかにも“オラオラタイプ”に見える長渕らしい言葉で、番組MCのお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気は『“北斗の拳”じゃないですか』とツッコむも、主に女性と思しき視聴者からはネット上で、『昭和男のモラハラ気質マジで無理』との拒否反応が殺到。とりわけ志穂美が日本の映画界で初めて“超本格アクション女優”として頭角を現したともあり、『日本の芸能界にとって大きな損失』とガッカリする人や、長渕の言葉に『何様なんだ』『ご本人が納得してるならいいけど…なんだかなぁ』『モラハラ臭がプンプン』『美しくて激しいアクションできる女優さん他にいなかったのに!』とする反応もありました」(テレビ誌ライター)
10月29日の自身のインスタグラムでは「いろいろやりたいことがあるので、からだ作ってます」と綴り、筋肉隆々な姿を披露していた志穂美。32歳での早期引退は悔やまれるが、現在もその肉体が健在であることを証明しており、女優復帰を期待したいところだ。
(木村慎吾)