多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)の第9話が12月7日に放送され、世帯平均視聴率は5.5%をマークした。
今作は、社会現象となった川口春奈主演ドラマ「silent」(フジ系)を書き下ろした生方美久氏によるもの。生方氏は、今年の第31回橋田賞新人賞を受賞した期待の脚本家だ。
ドラマのテーマは「男女の間に友情は成立するのか」で、違う人生を歩んできた4人の男女の友情のような恋心のような複雑な感情が交差する。
物語も佳境に入り、潮ゆくえ(多部)、春木椿(松下)、深雪夜々(今田)、佐藤紅葉(神尾)の4人には、志木美鳥(田中麗奈)という共通の知人がいることがわかり、春木の家にやってくる。そして、4人と再会することになったのだが‥‥。
「5人が春木の家に集い、美鳥が手料理を振る舞うシーンで、4人おそろいのマイカップが映し出されました。この場面に視聴者からは『(美鳥は)みんなとつながってるのに“私たち4人+α”みたいな描き方、排他的でイヤ』『仲のいい4人を見て辛くなってしまった美鳥ちゃん。『2人組が好き』と言ったのは本音だと思う』『(4人が)僕たちこんなに仲良しでぇ~す圧にゲンナリ』などの意見がありました。さらに、4人の関係に、美鳥の存在が必要だったのかと疑問に思う視聴者もいました」(テレビ誌ライター)
視聴者の疑問がどう回収されるのか。気になるところだ。