鈴木亮平が主演を務める日曜劇場「下剋上球児」(TBS系)の第9話が12月10日に放送され、世帯平均視聴率は10.2%をマークした。
―甲子園出場をかけた準決勝で、三重県の強豪校・星葉高校と対戦することになった越山高校。9回裏を1点のビハインドで迎えた越山は、2人の走者を置き2アウト。打者は代打指名された犬塚翔(中沢元紀)だ。そして、タイムリーツーベースヒットのサヨナラで越山が見事勝者となった。
試合後、負けた星葉高校の応援団は、越山に対し盛大なエールを送った。そして、星葉の賀門監督(松平健)は、越山の監督・南雲脩司(鈴木)の手腕を称え、翌日の決勝に星葉の応援団とブラスバンドに越山の応援をさせてほしいと申し出るのだった…。
視聴者は「南雲先生の恩師役の、松平さん。厳しくも温かく、南雲先生を見守っていて、素敵です」「粋な計らいー!」「自分の高校は負けたのに、ブラバン貸すぞ。カッコイイ!」「なんて素敵な師弟関係なのー。最高すぎ」など多くの感動を呼んだ。
「このシーンに視聴者からは、長年『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)で徳川吉宗を演じた松平に対して『上様すてきー!』『さすが上様、人格者であらせられる』などのコメントに号泣絵文字を張り付けている人が多くいました。一方で、野球のシーンがあまりにも感動的なので、野球以外の変なエピソードは入れてほしくなかったという意見も根強かったですね」(テレビ誌ライター)
来週12月17日は、いよいよ最終回。甲子園をかけた運命の決勝戦を見届けたいものだ。