女優・吉岡里帆の後を受け、日清「どん兵衛」ウェブCMに出演したモデルでタレントのアンミカに、まさかのアングルから“批判”を展開された。
「吉岡がCM内での愛くるしい“どんぎつね”姿で男性のハートをガッチリとワシづかみにしていただけに、アンミカの登板には驚きの声とともに『うどんよりもアンミカのほうがコシが強そう』などと困惑する人が続出していました。ところが、東京・港区議員の新藤加菜氏の見解はそれらとは一切異なる視点からのもので、さる12月8日、『どん兵衛』公式Xが投稿したアンミカCM動画の投稿を引用し、『密入国者をCMに使う企業は許されて、トランスジェンダーの問題を指摘した本は出版停止に追い込まれる世の中、ホントに嫌だ。キモすぎ』となどと投稿したんです」
この、いきなりアンミカを密入国者呼ばわりした投稿はたちまち大きな物議を醸し、投稿は後に削除。しかし、新藤氏は、改めて12日に「木製の小舟でどうやって入国審査を受けるのだろうか。入国査証を受けて港に接岸する用途の船ではなく、入国省庁が我が国に建設されていない浜辺に上陸する用途の船。密入国だと信じるに足りる表現をTBSはされていたと思います」と綴ると、先の投稿については「ご本人が否定したとのことで、一度削除はしております」と説明したのだ。
「新藤区議が指摘した“密入国だと信じるに足るTBSの表現”とは、2017年3月に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』のことである可能性がありますね。この放送回では『アンミカ2時間SP』と銘打ち、韓国・済州島出身のアンミカをゲストに招いて、幼少期から振り返る内容でした。その中に、済州島を飛び出し、家族で小舟に乗って日本へ渡航する様子を再現したようなVTRがあったことから、かねてより一部ネット民の間では、“正規のルートではない密入では?”などと疑う声が出ていました。ただ、彼女が来日したのは4歳の頃で、再現VTRで表現されていたような『小舟』で、かつ『木製』だったのかはアイマイなところであり、あくまで実録モノというよりバラエティでのイメージ的な再現映像ですから、そのまま受け取るような内容ではないでしょうね。それを“密入国だと信じるに足る”根拠として提示したのは説得力に乏しく、新藤区議の投稿には『彼女が入国した時の文書を調べて、事実確認をした上で発言しなきゃですよ』『重大な名誉毀損』との指摘や、『小舟で上陸したら入国審査官が偶然来ましたとか絶対にないなw 一理ある』とする無責任な反応も寄せられました」(テレビ誌ライター)
一方、当のアンミカは11月21日更新のthreadsアカウントで、「密入国したって本当ですか?」との書き込みに対し、「そんなわけないじゃないですか。この噂はどこからきたのか私も不思議でなりません!!」と明確に否定している。
様々な反響を集めている現在の状況には、他でもなく日清食品サイドが最も驚いているかもしれない。
(木村慎吾)