12月9日に放送された「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系)では、「歌詞を覚えるか否か」との話題でKinKi Kidsと、ももいろクローバーZが真逆のスタンスを示し、話題となっている。
ももクロといえば、エネルギッシュなライブパフォーマンスが独自のファン層を集め、その楽曲もそれぞれが特徴的で印象に残る名曲が多い。堂本光一はそんなももクロに対し「難しい曲が多いやん。歌詞って覚えてんの?」と質問した。
すると即座に「覚えてます」と返すももクロメンバーに、光一が「オレら、ドームでやる時、100台くらい歌詞モニターがある」とぶっちゃけると、堂本剛はとモニターの存在は認めながらも、「いや、100台もない(笑)」。さらに光一が、ステージ前には数メートルおきに歌詞モニターが設置されていると補足し、歌詞プロンプターをいっさい使用しないことで知られるももクロは驚きの反応を浮かべていた。
「40代中盤に差し掛かった年齢も影響しているのか、剛は『最近は頑張って歌詞も覚えるようにしてます』と話してましたが、KinKi Kidsの2人は旧ジャニーズ所属タレントの中でも歌唱力を高く評価されているデュオ。歌詞を頭に入れるより生歌でのハイクオリティなパフォーマンスに重きを置くファンが多いようで、ネットにも『口パクよりは全然良いよ』『生で歌ってくれるだけで十分』『KinKi Kidsは生歌だから好感』との声や、『歌詞を覚えることより重要なことは沢山あるはずなので、カンペあるならそれで良いと思います!』『こういうKinKiの飾らない正直なところが大好きです』『口パクしないから成り立ってる会話』など、潔さに好印象を抱く人もいたようです。また、一部からは『去年の年末年始のコンサートは暗くしすぎて歌詞モニターにへばりついて歌ってたし』『スタンド上段席から、歌詞モニター、見えてるもん。(歌詞)忘れたらマイクを客席に向けたりね』としばしばKinKi Kidsの“ギリギリな”姿を目撃したとする声までありました」(テレビ誌ライター)
今後のドームで、やけにモニターに近寄りながら歌唱している場面があれば、それは光一と剛の老化がそれなりに進んできた証左なのかもしれない。
(木村慎吾)