不倫騒動で世間から大きなバッシングを浴びたお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二。一部番組を降板する影響も出たスキャンダルとなってしまったが、私生活でも家族に迷惑をかけてしまったようだ。
「斉藤は、2017年にタレントの瀬戸サオリと結婚。19年には第一子男児をもうけていますが、今年8月に福岡県の飲食店で働くキャストとの不倫関係が発覚し、さらに9月には別の元グラドルとの密会がスクープされるなどし、大きな騒動となりました」(芸能ライター)
“良いパパ“キャラから一転、好感度が急降下した斉藤だが、醜聞発覚後の様子を明かしたのが、普段から仲が良いという狩野英孝だった。12月9日に放送された「上田晋也のトーク検定」(フジテレビ系)で、狩野は、「騒動の時に『(斉藤から)一緒に飲みませんか?』って誘われて。飲みながら励ましたりしてた」と切り出し、飲み会での斉藤とのやり取りを紹介した。
いわく、斉藤は謹慎中に4歳の息子のイベントがあったといい、「行って良いのかすごく悩んだ」と狩野に吐露。それでも「大好きな子どものイベントだから」と切り替え、バレないように帽子とマスクで変装し、遠くから息子の晴れ姿を眺めていたという。
しかし、予期せぬハプニングが発生。息子もなるべく“ジャンポケ斉藤の子”であることを知られないようにしていたというが、「先生が1人ずつ名前を呼んでいって、『斉藤君』って呼ばれた時に息子が『ハァ~イ!』って返事しちゃったんですよ」と、父親の持ちネタで元気良く答えてしまった。これで会場にいた大人たちがザワつき始めてしまい、“斉藤も来てる?”とのムードが横溢。慌てた斉藤はすぐに会場を去り、「逃げるように帰った」という。
「狩野が、斉藤から聞いた話としてこのエピソードを披露してスタジオからは笑いが生まれていましたが、視聴者からはネット上で『これは笑い話なの? お子さんが可哀想』とする指摘が見られました。斉藤本人が“ネタ”としてトークに使っているわけではないものの、彼の女性問題が息子に与えた負の影響であり、父親好きな長男がそのネタを思わずマネしてしまい、それが原因でバレてしまったというのも実に切ない展開です。斉藤自身が謹慎中に肩身の狭い想いをするのは自業自得だとしても、その影響を息子が受けてしまうのはやるせないものがあり、笑える類いのエピソードかは微妙なところではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
狩野が、このエピソードをネタにすることを斉藤に許可をとっていた可能性もなくはないが、斉藤には、「息子に謝罪しなきゃいけないよ!」と、きちんと叱ってあげていたのだろうか。
(木村慎吾)