タレントの武井壮が12月17日にXを更新。同日に60歳の若さで亡くなったことが発表された元関脇寺尾の錣山親方を追悼する言葉を投稿。「早過ぎます 寺尾の相撲を子供の頃楽しみに見ていました ご冥福をお祈り致します」と追悼した。
武井は“百獣の王”と呼ばれ、陸上・十種競技の元日本王者でもある。そんな武井でも「1万戦しても1勝もできない」と語る相手が力士だという。
「2017年に放送された『たけい荘Z~壮だったのか!スポーツの極意~』(フジテレビ系)で、武井は当時まだ現役だった横綱・白鵬と相撲対決を行いました。結果は当然、白鵬の勝利。武井は2019年に出演したAbemaTV 大相撲中継のゲスト出演時にインタビューで当時を振り返り『ぶっちゃけ、今の僕の持ちうる戦力で、土俵の上で相撲のルールで戦ったら、1万戦しても1勝もできない』と語りました」(芸能ライター)
その武井が、実は力士を目指していた時代があったという。
「AbemaTVの相撲中継では『小さい頃は相撲が好きで、よく相撲大会に出場していました。でも身長が伸びるのが遅く、大学2年生で170cmがやっと(現在は175cm)。当時の新弟子検査の規定が最低でも173cmだったので、あきらめざるを得なかったんです。身長がもっと早く伸びていれば』と、意外な夢を明かしていました」(前出・芸能ライター)
これを聞いた解説担当の元力士・若ノ城は「入らなくてよかったです。きっと強くなっていたはずだから、当たらなくてよかった。我々は昭和48年生まれで同年代ですからね」と冗談交じりでコメントしている。
スポーツ万能である武井。もし彼が角界に進出していたら、相撲界の歴史が大きく変わっていたかもしれない?
(窪田史朗)