「炎上をホクロのせいにするな!」そんな奇妙なツッコミが飛び交ったのは、12月19日に放送された「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)に出演した元タレント・木下優樹菜に対してである。
木下といえば、2019年秋にタピオカ店オーナーとトラブルを起こし、自身のインスタグラムから恫喝めいたメッセージを送信していたことが大炎上騒動となった。
そんな木下について、占い師の木下レオン氏は、顔の左頬に位置するホクロに着目。「これは炎上ボクロです」と驚きの鑑定結果を告げた。木下が「レーザーとかしたんですけど、何しても消えないんです。前よりは薄くなったんですけど」と返すと、木下氏は「社会的事件や、世間を騒がせることに関わりやすいホクロ」などと説明した。
この“炎上ボクロ”が災いした例として、木下は「2014年ぐらいからインスタグラムをやっていて。ご飯を載せたら、『茶色じゃねぇか』って言われて炎上したのが初めてで。そこから何をやっても炎上します。撮ったCMが2本なくなるのもありました」と、振り返った。SNSでの炎上がCMのお蔵入りにつながったことまであったというのだ。
「木下の『そこから何をやっても』という言い方だと、14年の炎上が『初めて』との認識のようですが、炎上歴は数えればキリがなく、本人も記憶がなくなるレベルなのかも。たとえば12年には友人の結婚式に元夫のFUJIWARA・藤本敏史と出席し、白ドレスを着用した花嫁と並ぶ写真がネット上で拡散。ただ、木下もほぼ白の、しかも肩出しドレスで参加しており、『どっちが花嫁か…』『最低のマナー違反』と炎上しました。また、翌年の13年夏にも、山梨県にあるサービスエリアの屋台売り場で『ちょっとだけミルクを冷やさせてもらぁた』と綴り、冷やしキュウリや他の食品が入った冷水ケースに哺乳瓶を差し入れているブログの写真が物議を醸しました。冷やされているキュウリは包装されており、店員にも許可を取ったようですが、『私ならそのキュウリ買いたくない』『不衛生』との批判を浴びています」(テレビ誌ライター)
また、木下が回顧した14年の“初炎上“は、インスタに上げた「ひさひざにごはんつくった」との投稿で、蓮根や焼き魚、白米などが1つのプレートに収まった写真も添えられた。
これに「おいしそ~やけど皿に緑と赤が足りないね!」とのコメントが付き、木下は投稿者のアカウント名が記載されたスクリーンショットを公開しながら、「赤と緑たりなくてごめんなさいww爆笑!」と応戦。著名人であればスルーすれば済むような内容だが、「わざわざ吊るし上げる必要ある?」と批判されていた。
どれも“プチ炎上”の域を出ないものではあるが、これらが全て、ホクロのせいだったのかは大いに疑問が残るところである。
(木村慎吾)