黄色のタイツにタンクトップ、バンダナ、そしてひざ上カットのジーンズ。タレントのりゅうちぇるが、おおよそ、そのいでたちが合うとは思えない森で撮影した写真に「ヤバイもの」が写っているとザワついている。
りゅうちぇるがツイッターに投稿したロケ中に撮られた1枚の写真だが、ポーズを決めるりゅうちぇるの左ひじの奥、後方の木の脇から、あきらかに“中年くらいの女性”とおぼしき顔が覗いている。ふつうなら見過ごしてしまいそうな写真だが、一度気づけばもうそこには「人がいる」としか思えない。
「ロケーション的にりゅうちぇるの後ろは草木が生い茂り、他人がいそうな場所ではありません。中年女性に見えるという顔も、その大きさが不自然。本当の人間ならもう少し大きいはず。ですから森の精霊か、などというメルヘンチックな声もありますが、大半の人たちは『ヤバイ』『怖ッ!』『お祓いに行ったほうがいい』など驚いたようです。一方で、木の枝がそう見えるだけという冷静な声もあります」(エンタメ誌記者)
この写真について、ある心霊評論家の女性はこう語る。
「撮影からツイッター投稿までに作り込む時間はなかったはずですし、作り込んだものは拡大すれば怖さより違和感が増します。ところがこの“中年女性の顔”は拡大すればするほど自然に顔に見える。しかも、りゅうちぇるさんのほうをじっと見てますね。本当の悪霊は見た瞬間にゾッとさせる何かがあります。しかし、この写真は少しのほほんとしていると言いますか、見ていて悪感はしません。ですから一部の人が言うように、この土地に浮遊している霊が『このにぎやかさは何?』と、つい顔を出してしまったと考えていいと思います。おそらく悪霊ではありませんよ」
これでちょっと一安心だが、確かに見れば見るほど、女性の顔である。
(平山リン)