2023年は散々な目に遭ったアーティストのキャンドル・ジュン氏が、1月1日に発生した能登半島地震の被災地へ赴く様子が伝えられている。
キャンドル・ジュン氏は10年に女優・広末涼子と結婚し、3人の連れ子の父親となっていたが、昨年6月に人気シェフ・鳥羽周作氏と広末の不倫が発覚。その後は別居生活を送り、7月に離婚を発表すると、親権については広末が持つことになったとも報告されている。
自身が不倫をされた側であるにもかかわらず、広末だけでなく、3人の子供たちとも離れることになったキャンドル・ジュン氏。1月3日配信の「Smart FLASH」では、そんな同氏の近況として、最大震度7の大地震に見舞われた能登地方にハイエースを運転して現れる姿が掲載されている。
同記事では、取材班が石川県・穴水町を走行中、「対向車線にハイエースを運転する、大きなピアスを着けたひとりの男性を発見」したといい、それがキャンドル・ジュン氏だった。
「キャンドル・ジュン氏は01年より、世界各国の被災地や紛争地をまわって祈りを捧げる『キャンドル・オデッセイ』なる活動を展開し、アフガニスタンや中国、ネパールなどを訪問。国内でも、2004年の新潟県中越地震や、2011年の東日本大震災でチャリティ活動をおこなっており、今回の能登半島地震でも、何か行動を起こそうとハイエースで駆け付けたようです。『Smart FLASH』記事の記者から『被災地の支援のために来られたのですか? 支援物資を運んでいる?』と質問されたキャンドル・ジュン氏は、『そうです』とだけ答え、広末が鳥羽氏と再婚予定であることを告げられると、“スルー”してそのまま走り去っていったといいます。さすがに被災地支援中に元妻のロマンスについて聞かされるのは酷だといえますが、即座の支援物資調達という行動力を示した姿には、世間から『誰にでもできることじゃないですし、単純に尊敬します』との称賛が散見。一方、一般車両を伴う個人でのボランティア参加は、現地に渋滞や混乱を招くことがあり、石川県も公式サイトから『(現時点での)災害ボランティアの募集はおこなっておりません』と呼びかけています。そのため、『個々で被災地に行かないでください。支援物資を届けられる方の渋滞が起きています』と指摘する声や、『キャンドルさんはボランティア活動を長い間されてますので素人とは違うと思います』と、同氏の豊富な経験に期待する声まで、様々な反響が見られました」(テレビ誌ライター)
被災地を思う同氏の行動力は立派だが、続々とボランティアが現地に集結してしまうのは、石川県にとって大きな負担になる可能性もある。
石川県の公式サイトを小まめにチェックし、適切なタイミングとやり方でボランティアに取り組む必要がありそうだ。
(木村慎吾)