年末年始、つい美味しいものを食べ過ぎてしまいますよね。多分、「ベスト体重より1~2キロ増えちゃった……」という女性が多いのではないでしょうか?
でも大丈夫。体重は増えてすぐなら退治しやすいからです。時間が経つほど「増えた体重」が「普段の体重」として定着してしまいますが、年末年始の“お肉”ならまだ間に合いますよ。今すぐベスト体重に戻して新年をスタートしましょう。
■基本は1日2食、夕食なしにする
「1日3食食べなければ栄養が摂れない」というのは、今の日本人の妄想かもしれません。実は、みんな食べ過ぎ、カロリーを摂り過ぎなのです。健康体でお腹がすかない人なら、1日2食で全然OKです。夕飯を抜いてみるといいですよ。それで足りないときには、おかゆや鶏ささみなどを少な目に食べて胃袋調整してみてください。
■スイーツは朝かお昼に食べる
「お正月は食べ過ぎたから、しばらくおやつは我慢……」するに越したことはないけれど、完全に我慢するのはそれはそれでストレスですよね。カロリーの高いおやつでも、日中に食べれば大丈夫ですよ。
まずはサラダやゆで卵などで必要な栄養をある程度摂取してから、スイーツにいきましょう。このほうが、身体がスイーツの太る成分を摂りにくくなるので安心です。菓子パンやケーキも、食べ方次第でOKなんですよ。
■食前か食後の15分間「ゆる運動」を実践
食べる前か後に、15分の「ゆる運動」を実践しましょう。会社の椅子に座ったままウエストを少しひねったり、エレベーターを使わずに階段を歩いたり、ランチの前後は少し遠回りしてお散歩気分で歩いたり……。
昔は「30分以上継続して運動しないと効果がない」といわれていましたが、「それは違う!」ということが最近の研究結果で分かっています。15分がダメなら10分、それがダメなら5分でも動くこと。ちょっと経って背伸びするだけでもOK。継続は力なりです。
■カロリーは48時間で管理し、食べ過ぎたら翌日に調整する
食べたら太るのは当たり前。でも、今日食べ過ぎたら明日少し気を付ければいいのです。揚げ物は控えてチキンステーキに、パスタ屋さんじゃなくて大戸屋の和定食に。ちょっと気を付けるだけで、グンと栄養が変わります。
24時間でなんとかならなかったカロリーは、48時間単位で管理すれば大丈夫。早めに対処すれば間に合います。毎朝体重計に乗ることです。少し増えていたら、少し気を付けるだけでいいのです。
■副業OKなら週1タイミーでアルバイト
あなたの会社は副業OKですか? もしOKなら、週末に数時間だけでもスーパーやコンビニの品出しやレジのバイトをしてみてください。これらの仕事は有酸素運動でありながら、ほどよい筋トレ効果も期待できます。
品物を店内に陳列する「品出し」と呼ばれる作業は、スクワットや二の腕の運動になるポーズが多いのです。歩く姿勢に気を付ければ、颯爽と歩く姿の研究にもなりますね。実益をかねたダイエットとしてオススメです
■自炊か外食かは性格次第。合うほうをチョイス
自炊するほうが「バランスのいい食事をしやすい」という人もいます。でも、中には、「自炊だとつい多めに作って多めに食べてしまう」という人もいます。痩せたいときには、自分はどちらのタイプかをよく考えましょう。
1日の中のいつ、どこで、何時頃に食べるのが快適なのか? ストレスなくカロリー低めに食べられそうなのか? それらも考えながら、あなたに向く食事スタイルをチョイスしてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。