カナダ・バンクーバーに留学中のお笑いコンビ・オアシズの光浦靖子が久しぶりにテレビ出演したことが反響を呼んでいるという。
光浦が出演したのは「極楽とんぼの週末極楽旅」(BS日テレ)のさる1月8日放送回。同番組で初の海外ロケとしてお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が光浦のもとを訪ねたのだった。
光浦によれば、最近の物価高と円安の影響をモロに受けているといい、自身の家賃を例に挙げ「私が(カナダに)引っ越した時は20万だったの。2年前。今は同じ部屋が30万で出されている」と説明。家賃高騰で路上生活者が増えているという社会問題も番組で紹介された。
さらに1カ月の生活費は約15万円だと明かし、「物価が高いからそのほとんどが食費」と光浦。スーパーでは1カップ1000円ほどのフルーツが普通に売られていて、ファストフード店、ラーメン店なども日本の倍の値段はすると説明し、「この2年で物価が1.5倍」と嘆く光浦に、加藤も「貯金でやっているやつは、すげえ損するよな。その当時稼いだお金が、物価が1.5倍になったら、価値が減るってことだもんな」と同情したのだった。また、光浦は「私、日本円で稼いだお金を銀行に預金していただけ。そしたらこんな円安と物価高になって。私が頑張って働いたお金で、算段では『5年は余裕でしょ』と思っていたけど、『2年がギリじゃんか』ぐらいになっちゃって。いろんな予定が変わってきた」と言い、「お金稼がないと、そろそろやばいから」とリアルな“焦り”を明かすシーンも。
加藤から「お金、十分あっただろう?無駄遣いもしないで、コツコツ貯金して。車も家も買わなかったのに…」と不思議そうに聞かれると、「現金で貯金していたら円安とインフレで価値が半分になっちゃった」と光浦。加藤が「光浦、そんな話を聞きに来たんじゃないんだよ」とツッコミを入れると、光浦は芸人らしく「お金を貸してください」と涙を流すマネをしたのだ。
「ネット上には『全世界的な物価高騰ってことね』『光浦やっちゃんでもこれだけ困ってるんだから、一般市民の自分がガチで貧乏生活を強いられるのも当然だな』『5年は大丈夫だと思ってたのに2年目の今でお金が心配って相当だよね。日本に出稼ぎしにくればいいよ。稼いだらまたカナダに戻ればいい』『光浦さん、YouTubeで手芸教室やって稼げば? 羊毛フェルトの針の刺し方とかを丁寧に動画で見せてコツを教えてくれたら、かなり再生数伸びると思う』など、光浦に心を寄せる声が相次いでいるようです」(女性誌記者)
異国の地で“金欠生活”を送る光浦にとっては、ファンの温かい言葉は、きっと、大きな心の支えとなるだろう。