小芝風花主演ドラマ「大奥」(フジテレビ系)が1月18日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は6.7%だった。
今作の時代背景は江戸中期。10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられた東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘で皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子(小芝)が主人公。京の都で大切に育てられ、人を疑うことのない、純真で優しい性格の持ち主。その一方で芯は強く、利発な質だ。
ナレーションは、2003年からシリーズ化された同局の「大奥」で、大奥総取締・瀧山を演じ人気を博した浅野ゆう子が担当している。
この起用に関して視聴者からは「ナレーションが浅野さんでテンション上がってしまいました! なんだか嬉しい」「滝山の声だぁ~」「ナレーション浅野ゆう子!? 胸熱!」など、歓喜の声があがった。
また、松平定信を演じる宮舘涼太(Snow Man)に対しては、放送前からネット上に「館様出るんだ~。楽しみ」「舘様目当てで見ます」「松平定信の舘様楽しみ」などのコメントが寄せられ、いざ画面に登場すると「舘様~!」のコールで大いに盛り上がっていた。
「小芝演じる倫子の十二単姿は『お雛様みたい』と好評でしたが、その一方で『皇室の血を引く公家の娘なのに、御所言葉じゃないのは変』との指摘も散見されました。武家の娘との違いを言葉で表す演出がほしかったようです」(テレビ誌ライター)
「大奥」は、これまで多くの作品が制作されてきた。当然、過去の作品と比較されることもあるだろうが、小芝の倫子をしっかりと演じきってほしいものだ。