お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔による“先輩斬り”体質は健在だった。過去にはダウンタウン・松本人志に物申したこともあるが、今回の標的は、こちらも大先輩にあたる千原ジュニアである―。
現在、松本は性的行為強要疑惑を報じられ、週刊文春との裁判に専念するべく活動休止を発表しているが、ジュニアはその余波を相方・浜田雅功の楽屋の様子から見て取れたと話していた。1月14日に放送された「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)で、ジュニアは、ある番組の収録終わりに浜田の楽屋を訪れたところ、そこには「山手通りのラーメン二郎ぐらいの」大行列ができていたと証言。松本不在の中、ダウンタウンのレギュラー番組をどうやりくりしていくかを大勢のスタッフと話し合っていたものと思われる。
ところが、このジュニアの“例え”に噛み付いたのが村本だった。17日のXで、ジュニアの当該コメントを報じたネットニュースを引用した村本は「松本さんの騒動で一番しょうもないと思ったのはまさか、このタイミングで“ラーメン二郎の行列”ってチープな喩えをしたジュニアさんを一番おもんなコメント賞として表彰したい」とバッサリ。
このストレートすぎる投稿には、他ユーザーから「直接言えよダセェ」「確かに何の捻りもない」「で、正解は? もちろん大爆笑のコメント残せますよね」など、賛否が寄せられている。
「村本は、オリエンタルラジオ・中田敦彦と同様、松本相手にも“ケチ”をつけることができる稀有な存在。中田がすでに吉本興業を退所しているのに対し、村本は現在も在籍中であることを考慮すれば、かなり特殊な立ち位置にいると言えますね。2022年4月にダウンタウンが吉本興業110周年公演で30年ぶりのアドリブ漫才を披露した際も、今田耕司やナインティナイン・岡村隆史らが感動のコメントを残す中、村本は『俺がM-1の審査員ならダウンタウンさんの漫才は83点』と辛めの判定。さらに『30分やるなら最初からネタに入ってほしかった。枕長かった。あのネタは5分で十分できる』『あと浜田さんには、(事前にネタ構成を)言わなかったというけど言ってでもいいからちゃんと仕上げてほしかった。おれはアドリブとかどうでもいい、作り込んだ作品に勝るものなし』などと“ダメ出し”してました」(テレビ誌ライター)
芸歴で言えば、村本にとってジュニアは10年、松本は18年も先輩にあたるが、もはやお構いなし状態。ただ、レジェンドや実力者に毒を吐くのであれば、やはり村本自身もお笑いの最前線で活躍しているほうが、さらなる説得力をもたらすのではないだろうか。
(木村慎吾)