かつてここまで黒柳徹子が素直に「暴言」を吐いたことがあっただろうか。放送49年目に突入した「徹子の部屋」(テレビ朝日系)1月30日放送回で、黒柳はゲストのすっぴん写真を見ながら「あなた、メイクの前はほんとにこんななの?」と笑い、「あたしこういう写真ってね、芸能人のすっぴんの顔とかって、たまに…よくあるじゃない?こんなにひどい!」と言いながら笑いすぎて言葉にならず、そんな黒柳を見ながらゲストが手を叩いて笑うと、黒柳はやっと言葉をしゃべれる状態になり、「だってこれ、すごくありません?」と再び大笑いしたのだ。
そのゲストの名は研ナオコ。黒柳が大笑いしたすっぴん写真は、研が自身のインスタグラムで2021年2月26日に投稿した写真で、すっぴん写真とメイク後の写真を並べたもので、公開当時も大反響となったもの。研と一緒にゲスト出演していた梅沢富美男もメイク後は「絶世の美女」に変身することから、研のすっぴん写真とメイク後の写真を見比べながら「こうやってみると、メイクって大事なんですよ」と熱のこもったコメントをすることとなった。
「黒柳は研の2枚の写真を見比べながら『これすごいね。全然違う人』『メイク後はとってもかわいい』とも言っていましたが、『ひどい』と言ったまま笑い続けるとは、それだけ研を信用しているという証なのでしょう。ネット上には『徹子さんのガチ笑いがすごい』『研ナオコだからこれだけ笑っても許されるってことでしょ。徹子さんも安心しきって笑ってたから研ナオコの懐の深さがすごい』『素直に笑う徹子さんとそんな徹子さんを見て笑う研さんに癒やされた』といった声があがっています」(女性誌記者)
芸人顔負けの武器を持つ研と、芸人殺しの異名を持つ黒柳だからこそ成立した昼下がりの大爆笑に、ほっこりした人が少なくなかったようだ。