今年デビュー40周年を迎えるロックバンド・TUBEと、俳優としても活躍するシンガーソングライターのGACKTがタッグを組んで、シングル「サヨナラのかわりに」を2月28日にリリースすることがわかった。それに先駆け2月7日午前4時、TUBEのYouTubeチャンネル「TUBE Official Youtube Channel」でミュージックビデオが公開された。
コラボが最初にお披露目されたのは、昨年12月13日にフジテレビ系で放送された音楽特番「2023 FNS歌謡祭」。同番組で、TUBEのボーカル・前田亘輝は、「なかなか(GACKTとの)共通のテーマが見つからなくて、唯一そうだねと思ったのが、我々はたくさんの出会いと別れを経験してきているので、それをテーマに書いてみようと」と制作背景について明かしていた。それから約2カ月後に満を持して公開された同曲のMV。その映像には、「大物俳優すぎる!」「まさかの名優2人が主演とは」といった声が散見される展開に。
「MVに起用された俳優は、松重豊と遠藤憲一です。2人の友情と別離を描いたドラマ仕立てで、前田とGACKTのハーモニーに聴き惚れつつ、表情だけで演技する名優2人。5分19秒の動画の中、開始約3分後から4分後の間だけ曲がストップし、セリフありの2人の演技が観られる、味のある構成です。『素晴らしい歌声。紅白も狙えるのでは?』と楽曲を賛辞する声があふれる一方で、前田とGACKTの歌声と松重と遠藤の演技が見事にマッチしていることから、『最後涙が止まらなかった。素敵な曲をありがとうございます』『涙です。いい曲に素晴らしい演技。胸が熱くなりました』など感涙モノのMVとなったようです」(ネットライター)
いずれ、前田、GACKTに松重と遠藤を加えた4ショットを観られる機会があるかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)