フジテレビ秋元優里アナウンサーと生田竜聖アナの離婚が決定的になった。その生田アナといえば、兄が生田斗真なのは周知の事実。現役ジャニーズの弟のフジ入社は、当時から注目されていた。
一方、斗真といえば同世代の嵐、関ジャニ∞とは違う役者オンリーの道を開拓した。しかし、そんな斗真にも、10代の頃に歌手デビュー直前までいった過去があることはあまり知られていない。アイドル誌のライターはいう。
「Four Tops(フォートップス)ですね。メンバーは山下智久、風間俊介、長谷川純に斗真。タッキー&翼が歌手デビューしたあと、次のデビューと期待された4人組でした。ライブではオリジナルナンバー『波』を発表し、数あるユニットでも高い支持を得ていたました」(アイドル誌ライター)
ところが03年、山下が新たに結成されたNEWSのメインメンバーに抜てきされ、Four Topsは解体。残された3人は歌手デビューをあきらめ、俳優の道に進んだ。
そんな4人は2012年にメディアで競いあったことがある。前出のライターが続ける。
「山下は、10月期のドラマ『MONSTERS』(TBS系)に出演。SMAP香取慎吾とのダブル主演でした。生田も、同クールの『遅咲きのヒマワリ ~ボクの人生、リニューアル~』(フジテレビ系)で主役。風間は、NHK連続テレビ小説『純と愛』で、ヒロインである夏菜の相手役を務めました。そして、それまでは舞台を中心に活動していた長谷川が、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の復活特別版で登場。大先輩の錦織一清、植草克秀と肩を並べたんです。彼らの過去を知る人は奇跡が訪れたと思ったものです」
今では山下が、頭ひとつ飛び抜けた存在になってしまったため、もうこの4人が一堂に会することはない。だが、コアなファンはその時が来るのを待ち望んでいる。いつかその日は来るだろうか。
(北村ともこ)