2月1日から24年ぶりに関東ローカルで再放送されている「救命病棟24時」(フジテレビ系)。1999年から断続的に2015年まで単発スペシャルドラマを挟みながら第5シーズンまで放送された人気の医療ドラマだ。
第1シーズンはアメリカの人気医療ドラマ「ER緊急救命室」と内容が似ていることや、第4話で認知症患者に対する配慮の足りない不適切な表現があるという“原因”も指摘されているが、いずれにせよ、DVD化はされていない。そのため、今回の再放送を録画するドラマ好きも少なくないようだ。
今回の再放送で、問題の第4話は「現在では問題となる表現が含まれているが、番組のオリジナリティを尊重する」とのテロップを入れた上で放送。フジテレビの“英断”に喜ぶ声があがっている。
そんな第1シーズンで都立第3病院救命救急センター研修医・辻智宏を演じていたのが八嶋智人。その八嶋が、さる2月2日に話題となったようだ。その理由は同日放送のドラマ「不適切にもほどがある」(TBS系)第2話において、「EBSテレビ」のバラエティ番組アシスタントプロデューサー・犬島渚を演じる仲里依紗が、出演者の航空チケットを予約する場合、ビジネスクラスにするかエコノミークラスにするか悩んだ時は「八嶋智人より上か下か」で決めていると新人アシスタントに「基準」を説明。その後、八嶋が本人役で登場するシーンがあった。ビジネスクラスの飛行機に乗れたからロケを頑張った旨をセリフで述べたのだ。
「ドラマ好きの間では『救命病棟24時』第4話放送日と『不適切にもほどがある』第2話の放送日が同じ日だったことから『八嶋智人さんの俳優としてのステップアップを痛感させられた』『「救命病棟24時」の頃の八嶋さんはまだビジネスかエコノミーか、決断する基準になれてなかったよね』『八嶋さんの1999年から2024年までの役者人生が凝縮された1日だった』などと話題なっていたようです」(テレビ誌ライター)
八嶋が次回、仕事で飛行機に乗る時はビジネスだろうか、エコノミーだろうか。