元SMAPリーダー・中居正広のマイクだけはフェイクだった?長らく噂されてきた、この“都市伝説”について、同じく元SMAPの歌手で俳優の香取慎吾が2月11日放送の「行列のできる相談所」(日本テレビ系)の中でズバリ語って話題になっている。
スペシャルMCとして番組に登場した香取は、2002年放送の月9ドラマ「人にやさしく」(フジテレビ系)で共演した、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次、SOPHIA・松岡充、俳優・須賀健太と久々の再会。同ドラマ撮影中の香取の秘話として、加藤から「セリフをいっさい覚えてこない」「長ゼリフも覚えてこないで現場で全部(頭に)入れるのに、お世辞でもなく、本番でほとんどNGがなかった」と、そのスゴイ記憶力を明かされた。
ドラマのセリフだけでなく歌詞を覚える際にも香取には独特なやり方があったようで、香取は、SMAP時代から曲は「他の歌手が歌ってくれた仮歌」をベースに耳で覚えていると説明。すると、そこから話題は中居の歌唱へと波及したのだった。
番組レギュラーの東野幸治が「噂では、中居くんはレコーディングには参加しないって聞いたことあるんですけど、あれはウソ? ウソって言って!」と尋ねる。これに香取は笑いながら「それはウソですよ」と否定。ただ、“中居のマイクだけが生放送の歌唱中に音量を下げられていた”との説の真相を聞かれると、香取は、「本人がマイクを開けたら、中に電池が入ってなかった。『おぉーい!』って」と、中居のモノマネを交えながら“中居マイクの裏話”を紹介したのだった。
「当の中居本人も1月28日放送の『まつもtoなかい』(フジ系)で、SMAPのヒット曲『夜空ノムコウ』について『歌ったことがないんですよね』と冗談とも本気ともつかぬ調子で告白。『他のメンバーが歌ってて、ボクは口を合わせるだけ』とし、『ボクがレコーディングしないままCDになってるのもあります。でも、ちゃんと歌唱印税は入ってくるんです』と爆笑を誘っていました。中居の歌唱力をめぐっては本人や他メンバーも“微妙”であることは認めており、もはやこれらが事実だとしても驚きはありませんが、ネットには香取の説明に対し『中居くんのこの話は鉄板だよね!』『何度聞いても面白いです』『こうやって地上波でSMAP時代の話を笑いながらできるようになって良かったね』などの反響が寄せられています」(テレビ誌ライター)
“歌手なのに歌がヘタ”をキャラにまで昇華させた中居。やはり他とは一線を画すアーティストと言うべき!?
(木村慎吾)