2月21日発売の「週刊女性」に掲載されたTBS系「ラヴィット!」のプロデューサーによるパワハラ疑惑。記事によると、同番組プロデューサーのパワハラについてスタッフが会社に訴えたのは昨年12月のこと。
会議中に気に入らないことがあると「つまらない」「素人か!」などと公開説教。日頃から部下たちへの暴言を繰り返し、体調を崩すスタッフもいたとしている。
こうして今年1月に“懲罰異動”の処分を受けたという同プロデューサーだが、記事では過去のトラブルについても触れられている。
「今回、パワハラ疑惑が報じられたプロデューサーは『東大王』のチーフディレクターを担当していた2019年に、ロケで訪れたハワイの宿泊先で女性ADを呼び出してセクハラ行為を迫った人物とのこと。この時も大問題となり、TBSの制作局から総合編成室に異動になったと一部メディアで報じられていました」(テレビ関係者)
セクハラ報道により制作の現場から約2年間離れていたというが、一昨年から「ラヴィット!」を担当するようになったという。
またもやトラブルが報じられた同プロデューサーだが、こうした現状について前出のテレビ関係者は「TBSの末期的な状況」を指摘する。
「立場を利用した女性スタッフへのセクハラ行為から、わずか2年で現場復帰させるのは局の判断として異常としか言いようがありません。逆にいえば、それほどまでに現場を任せられるスタッフが育っていないということ。TBS自体の将来が案じられます」(前出・テレビ関係者)
「日本一明るい朝番組」らしからぬ暗いニュースであった。
(塚原真弓)